【感想記】プリティーオールフレンズセレクション #08「みんなの想いが心をうごかす」

         
キラッとプリ☆チャン 第46話「みんなの想いを届けてみた!」

プリ☆チャンの第50話を想像していたのですが、第46話でした。

「キラッとプリ☆チャン」の方向性

前回にてアンジュが引退をみらい達に告げており、その真意を聞くべく行動を起こす回である。プリ☆チャンの信念である「わからなかったらやってみよう」に基づいて行動しており、一期も終盤ということでその考え方が各キャラクターに浸透してきた印象を受ける。特にみらいは他のみんな(主にえも)が同様してあたふたする中でも率先してアンジュに向けての配信を企画したりと成長した部分を感じさせてくれる。

またこの回で披露される『パーフェクトフィナーレ』にて、かねてから登場していたあいらの初ライブが行われた。この後もプリ☆チャンでは過去シリーズのキャラを登場させつつも、メインキャラクターを軸に本筋を進行させるということが定番となっていった。プリパラから脱却しての完全新シリーズが『キラッとプリ☆チャン』ではあったが、一方でこうして過去の要素を混ぜ込んだからこそ既存のファンも楽しめたのではないかと思う。今思えばプリ☆チャンはシリーズの中で難しい立ち位置でありながらも、結果的にはバランスの取れていたアニメだったように改めて感じた。

あいらの狙い

あいらはどうしてアンジュとデュエットを組んだのだろうか。まずアンジュがアイドルを続けるにしてもデザイナーに転身するにしても、すべては自分が巻き込んでしまったからという責任の気持ちはあっただろう。ただそれだけでは無いように思う。やはりあいらはもう少しだけアンジュがアイドルとしてプリ☆チャンを続ける姿を見たかったように思えるのである。

『パーフェクトフィナーレ』の曲調と歌詞のどちらを取っても、感じるのは潔さというよりも、前進するために犠牲を払うというような痛ましい感覚である。ここで言う前進とはアンジュ目線で言えば「デザイナーの道を選ぶ」ことであり、そのための犠牲とは「アイドルを続ける自分」だ。言い方を変えれば、明らかにアンジュはまだアイドルでいたいのに焦ってデザイナーを目指そうとしているようにしか見えないのである。あいらはアンジュのそういった感情を読み取り、一方ではそれを尊重するべく、しかし本音ではそれを考え直させるためにデュエットを組んだ。キラッツとメルティックという存在がいたからこそである。みらい達ならアンジュのプリ☆チャンへの夢や情熱といったものを再び再燃させてくれる。そんな期待があったからこそ第50話であえてキラッツに辛くあたったりしたのだろう。アンジュの最大の理解者だからこそ現状で彼女に最も必要なことを理解し、それに向けて行動して見事に成し遂げた。やはりシリーズの初代主人公は人間性においても次元が違うのかもしれないとあらためて今回を視聴して思った次第である。

次回、#09「あなたの夢を思い出して」

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