三話連続でプリリズ回で次第にバランスが取れてきた感じがする。
男の魅力
今回はプリティーリズム・レインボーライブ 第26話「虹を呼ぶハッピーレイン」からの放送。
26話ということでストーリーはそこまで進展していないであろう感覚だったのだが、べる様はプリズムダイブ事件を経てすっかり丸くなっているし、色恋沙汰も起きていたりとかなりの変化が起きている様子。どうやらプリパラやプリ☆チャンのように三年規模を想定している作品の感覚で考えるとズレが生じるようだ。
やはり今回で印象的なのはいとちゃんとコウジくんが良い関係に発展しているシーンだろうか。プリリズは男女の関係性にも焦点を置くことが多い点がプリパラ以降との大きな違いだと思うのだが、そんなプリリズシリーズの中でもこうして明確な恋愛関係に発展する描写は珍しく感じる。
一般的には女性メインの作品での恋愛描写は男性視聴者からの顰蹙を買いそうではあるが、個人的にはそういった印象をレインボーライブ(以下「RL」)では抱かなかった。それはひとえに男性キャラそれぞれにもドラマがあり魅力的に描かれているからだと思う。コウジくんとヒロ様の複雑な関係性はこの作品を彩るのに必要不可欠だと思うし、カヅキ先輩の人格者っぷりは清涼剤の役割を果たしている。そんな彼を巡るあんとわかなのドタバタ劇はかなり好きな回だ。またひさしぶりに見るとヒロ様が喋るだけでもう面白い。正直なことを言えばADとDMFでは男性陣がそこまで効果的な役割をしている感覚が無かったが、RLでは逆にいなかったら始まらないぐらいに思っている。
また26話はなる・あん・いとによる三人チーム「ハッピーレイン♪」が正式に生まれた回でもある。披露されたのは「どしゃぶりHAPPY!」という曲だが、改めて調べてみると作品内でこのチームで発表された唯一の楽曲らしい。物足りなく感じてしまいそうなところだが、冒頭でも言ったように一年間という期間に加え、個人の曲が非常に多いという側面があるので仕方がないのだろう。こうして考えるとチーム色が濃いプリパラとプリ☆チャンと比較すると、プリリズは個人に焦点を当てることが多いような気がする。どちらが良いというわけではないが、同じシリーズながらそういった違いが見られるのは面白いところだ。
次回、#13「友達ってなんだろう?」
候補が多すぎる。ただプリパラからだったらカタカナで「トモダチ」って表記しそうな感じはする。放送を待とう。
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