『アイドルタイムプリパラ』第50話「夢のツバサで飛べマイドリーム!」からの放送。ミーチル回かと思いきやド終盤の回でした。

最終回直前の回ということで最初からクライマックス状態なわけだが、やはりその展開に気持ちが追いついていかないというのが正直なところだ。やはりアニメは1話から順番に視聴してそれぞれのキャラクターを追体験することで初めて感動が生まれるのだと感じた。それはゲームにも映画にも小説にも言えることだろう。
三年前の放送時に視聴していたときは感動するにはしていたのだが、それと同時に「プリパラが終わってしまう」という暗い気持ちが同居していたことを思い出す。自分はこのシリーズを『プリパラ』から視聴しはじめたので、新シリーズに移行するということに対して猛烈な不安を抱いていた。結果的には『キラッとプリ☆チャン』は楽しめたので杞憂だったのだが、楽しむことができなかった場合を想像すると怖くて仕方がなかったのである。逆にそれを経験した今となっては『ワッチャプリマジ』の放送開始が楽しみで仕方なくなっている。慣れとは恐ろしい。
今回をあらためて視聴してみて、やはりパックの扱いには違和感があった。プリパラの信念に基づいて友達として受け入れるというのは理解できるが、あれだけの被害を出した存在に対して「仲良くなりたい」とか「大好き」という歩み寄り方をするのは飛躍しすぎな気がする。個人的にはルルナのように一度完全に抹殺するとか、だいあのように消滅した後に記憶をリセットして復活させるとかがまだしっくりきた気はする。
ただそれを除けば笑いあり涙あり狂気ありのすべてが詰まっていて良いラストだとあらためて感じた。少し狂気が強すぎる気がしないでもないが、そういえば『アイドルタイムプリパラ』とはそういうアニメだったような気がする。
次回、#10「夢は大きく!」
ついにレインボーライブの可能性があるとのこと。そういえばなる店長はそんな台詞を言っていたようなないような。
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