【感想記】ひみつのアイプリ 第15話 「めざせ!グランプリ優勝」

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『ひみつのアイプリ』第15話あらすじ&先行場面カット | アニメイトタイムズ
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すれ違いに果てに

第2回アイドルグランプリの開幕が宣言された。優勝賞品は「マーメイドグランプリコーデ」。挫折を乗り越えたひまりが今回のグランプリにかける情熱は並々ならぬものがあるようだ。グランプリにはデュオで出場するということで、みつきとともに日夜猛特訓に励んでいた。

ひまりにとってアイプリは「楽しい」ものであったが、今はそれに加えて「ルビー=ラズリみたいなライブがしたい」「優勝したい」という気持ちがあるようだ。前回は双方の気持ちに挟まれて悩んでいたひまりだが、そこに折り合いをつけられていることがわかる。

精神的には充実しているひまりではあるが、それが先走りすぎているところもあるようだ。ある日、特訓の疲れで寝坊してしまったひまり。特訓の計画を立てていたみつきは注意するが、ひまりはいつもの調子で悪びれる様子はなく、そこから喧嘩になってしまう。第2話でも些細な気持ちのすれ違いはあったが、それとは対照的に今回は真正面からのぶつかり合いである。見ている分には微笑ましい喧嘩ではあるのだが、ただグランプリ直前ということを考えると最悪のタイミングだと言える。

仲直りのできないままグランプリ当日を迎えてしまったひまりとみつき。元気のないみつきに気が付き、つむぎが笑顔にしようと声をかける。ここ最近はひまりとみつきの間をつむぎが上手く取り持っているような印象を受ける。つむぎの言葉に元気を取り戻すみつきではあったが、バズリウムチェンジが発動しないなどやはりデュオはギクシャクしたままである。

そんな2人とは対照的に、いつも通り完璧なステージを見せつけるルビー=ラズリ。今のルビー=ラズリからは王者としての絶対的な自信が伺える。圧巻のライブを前に「このままじゃダメだと思う」とひまりに切り出すみつき。仲直りの流れになるのかと思いきや、みつきが口にしたのは“デュオの解散”だった。確かにこのまま決勝へ進んでもルビー=ラズリに敗北するのは明らかだろう。冷静なみつきだからこそ出した結論なのだろうが、ひまりがそれに納得するとも思えない。今後の2人の関係性にも影響を及ぼしそうだ。そもそもこのタイミングで解散したらグランプリはどうなってしまうのだろうか。

一話完結が多いこのアニメでは珍しく、気になる続きは次回へと持ち越しとなった。それだけに今後のターニングポイントにもなっていくのだろう。

次回、第16話「ひまりとみつきとつむぎ」

3人でコーデチェンジ THE RIDEの台に立つひまりとみつきとつむぎ。来るのか?

アイプリグランプリの途中、みつきからデュオ解散を言い渡されてしまったひまり。二人がケンカしたことを知ったつむぎは、仲直りをさせようとするが…。

各話エピソード - 『ひみつのアイプリ』アニメ公式サイト

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