本放送日:2018.03.20
場面カットはアニメイトタイムズの記事をご参照ください
真中らぁら復ッ活ッ
ゴッドアイドル・ドレッシングパフェの力により、ついに塔の内部に足を踏み入れたマイドリ。そこには目を閉じて横たわるらぁらの姿があったものの、目を覚ます様子は全くない。らぁらの意識はどうやらパックに飲み込まれた女の子たちの夢と同じ場所にいるようだ。長いあいだ閉じ込められていると「夢が夢を失ってしまう」らしく、そこに現れた女の子たちの夢からは生気がまるで感じられない。
残された時間が少ないことを理解したマイドリは、らぁらを救うべく運命のライブへと歩みだす。どうやら「夢」をきっかけに誕生したマイドリの歌には人々の夢を喚起する力があるらしい。無気力だった女の子たちの夢もマイドリのライブに共鳴し、それによりパックの力も弱まったのか、「かしこま!」の産声と共にらぁらが起床。ようやく真中らぁら完全復活となった。『プリパラ』においてらぁらがいることが当たり前になっていたので、ここに至るまでの数話が非常に長く感じた。
らぁらが目を覚ましたのを見て、みれぃ・そふぃ・のんが安堵から泣いてしまっているのが印象的だった。ここまで全員が気丈に振る舞っていたが、内心では最悪の事態も想像していたのだろう。
あとは脱出するだけ……だったが、またもやパックの悪あがきが発動。かろうじてらぁらだけは脱出させることができたが、今度はマイドリの三人が取り残されてしまった。しかし不思議と絶望感はない。なぜなら、らぁらが復活したいま、ここには神アイドルとゴッドアイドルの両方が存在する。ひさしぶりのSoLaMiDressing結成である。曲はOP曲でもある「Memorial」。このライブシーンではi☆Risのメンバーがモーションアクターに初挑戦しているらしい。
本日放送されたテレビアニメ「アイドルタイムプリパラ」にて、CVも務めるキャラクターの“モーションアクターとして出演!メンバーからのメッセージ付きスペシャルムービーも公開☆
i☆Ris OFFICIAL WEB SITE
上記のページ内動画ではメンバーの4年間の思いが詰まったメッセージも見ることができる。歌もダンスも声優もこなせるi☆Risが土台となっていたからこそ『プリパラ』という作品は成立したと思っているので感謝しかない。四年間本当にお疲れ様でした。
ユメ目パンデミック
SoLaMiDressingに加え、しゅうかがステージに現れたことにより歌声は力強さを増していく。それによりパックに飲み込まれた夢は再び生気を取り戻しつつあった。いつしか曲は再び「Believe My DREAM!」へと戻り、会場全体を巻き込んだ大合唱へと発展。これまでのキャラクターが総登場するメイキングドラマは圧巻の一言だった。まさに集大成と言える内容だが、それだけに終着点を感じさせて切なくなってしまう。
最後は会場全体から「パック大好き~!」のコール。ここまでやってようやくパックの心を解凍させることに成功した。正直なところ「大好きはさすがに違うんじゃないか?」と思わなくもないが、ゆいの目指すプリパラを実現させるのであればこういう展開にせざるを得ないようにも思う。
その後、捕らわれていた夢は世界中に解き放たれることになり、夢を取り戻した女の子が一様にユメ目へと変貌を遂げるおぞましい事態に。ユメ目の女の子(お婆さんなども含む)が笑いながらプリパラへと押し寄せる光景はパニック映画を見ているかのようだった。感動していた矢先にとんでもないシーンがぶっこまれるので感情がめちゃくちゃになるが、この無秩序こそが『プリパラ』の魅力なのだろう。
騒動から一夜明け、パックは謝罪行脚に明け暮れていた。パックはどうやら元来は悪い夢を食べる聖なる獣であったということで、今後は人々の悪い夢を食べて過ごしていくことになるようだ。これでパパラ宿のプリパラを取り巻く問題はすべてなくなったということで、再び平穏な日常が戻ってきた。こんな光景が永遠に続いてほしいと思うが、残念ながら次回が最終回で辛い。
次回「み~んなあつまれ! アイドル始める時間だよ!」
パパラ宿を去るらぁらをゆいが必死に引き止める話になるようだが、予告を見る限りではギャグ強めの回になりそうではある。どういった展開になろうとも、これが『プリパラ』の最終回になるのは間違いない。心に刻みつけるように視聴したいと思う。
神アイドルとしてパパラ宿のプリパラに派遣されていたらぁらは、その使命を終えてパパラ宿を離れることに。しかし、ゆいはらぁらとの別れがつらく、どうにかしてらぁらを引き留めようとして・・・
エピソード アイドルタイムプリパラ|テレビ東京アニメ公式
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