【感想記】ひみつのアイプリ 第4話 「ドキドキ!初めての参観日」

ひみつのアイプリ

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『ひみつのアイプリ』第4話あらすじ&場面カット | アニメイトタイムズ
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メイクは魔法

パラダイス学園では授業参観日を迎えていたが、ひまりの家族はなぜかパパとママのみならず妹のひいろを加えた青空家勢揃いでやってきた。主人公の家族も魅力的なのがこのシリーズの特徴だと思うが、ひまりの家族もなかなかぶっ飛んでいそうだ。

早めに学園へ来て見学をするなど自由に振る舞う青空家だったが、ひまりの妹・ひいろ(CV:Machico)が初等部の少年・ゆうま(CV:石上静香)とぶつかったはずみにリップクリームを失くしてしまう。姉と同じくアイプリのみつきのファンであるひいろは彼女とお揃いのリップを持っていたのだったが、なぜかそれを塗ろうとはしない。またリップを落としてしまったことをひまりにも相談しない。なにか事情があるのは明らかなのだが、そうしているうちに刻々と時間が過ぎていく。

そんなひいろの異変にいち早く気づき、助けになろうとしたのがみつきだった。ひまりのクラスでは「褒めポイント探し」という各々の長所を見つける授業が行われていたが、みつきの長所は人の感情の変化に敏感で、それでいて困っている人に手を差し伸べられる優しさを持っているところなのかもしれない。

ひいろがリップを失くしたことをひまりにだけは言えなかったのは、それが彼女からのプレゼントだったからのようだ。また頑なにリップを塗ろうとしなかったのは、以前に友達の男の子にからかわれたことが原因だった(実際には男の子は照れ隠しだった模様)。そのことをみつきの放送で相談したものの、返ってきた答えは“リップを塗って気分を上げる”というもの。そのジレンマがあったから浮かない表情が目立っていたのだろう。

みつきが紛失した場所を訪れると、そこにいたのはリップを手にしたゆうまだった。ひいろがリップを失くして困っていることを知った彼は、ボロボロになりながらも必死に探し続けていたらしい。今回はゆうまがそれなりに関わってくる回ではあったが、今後はどのような立ち位置で登場してくるのかが気になるところだ。おそらく同年代であろうひいろとの関わりが中心となっていくのか、それともひまりの弟的なポジションになっていくのか。彼に限っては名字が明かされていないことも何かあるのだろうか。

すべての事情を知ったふたりは、ひまりのリクエストでみつきがライブを行い、ひいろを元気づけることにした。ライブ中の独白にて、かつてはみつきもひいろと同様に不安を抱きながらリップを塗りはじめたが、ひまりが「かわいい」と言ってくれたから自信を持つことができたという過去が語られた。「褒めポイント探し」の授業で、最終的にひまりは自分の長所を「お友達のいいところをたくさん見つけられること」と言っていたが、それを誰よりも理解していたのはみつきだったのだろう。ひいろに向けた「私たちはとっても素敵だよ。だから勇気を出して!」という力強い言葉からも今の彼女が自信に満ち溢れていることがわかるが、その原点となったのはひまりの存在だったのかもしれない。

今回は青空家が躍動する回なのかと思っていたが、意外にも中心となったのはみつきとひいろの絡みだった。ただそれによりみつきのアイプリとしての気高さが見られたように思うし、彼女にとってひまりという存在がどれほど大きいかも見えてきた気がする。仲の良さが強調されているふたりだが、いつかはその原点となったエピソードなども見てみたい。

次回、第5話「ピカピカ☆おそうじ対決」

学園が舞台。気の抜けたタイトル。ノリノリの会長。神回の予感しかしない。

ひまりたちが生活する白いユリの花がモチーフのウエスト・リリィ寮。それともう一つある、赤いバラの花がモチーフのイースト・ローズ寮。 この二つが競い合う一年に一度の寮対抗戦「スクールクリーニングマッチ」が開催!どちらが、よりたくさんお掃除できるか、その得点で競い合う。 工夫したり、ひみつのアイテムを使ったり、それぞれお掃除をしていく寮生たち。 だが、生徒会・会計アイリのお掃除マシンと、体育教師・松岡ねっぱ先生が激突!ねっぱが担いでいたたくさんのヒヨコちゃんが逃げてしまった!!

各話エピソード - 『ひみつのアイプリ』アニメ公式サイト

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