【感想記】キラッとプリ☆チャン 第35話「友情、時をこえてみた!」

キラッとプリ☆チャン

本放送日:2018.12.02

『キラッとプリ☆チャン』アニメ第35話 先行カット・あらすじ到着 | アニメイトタイムズ
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プリ☆チャン黎明期

今回はえもの祖母であるマーサの親友・浦島時子(CV:日高のり子)が登場。彼女はプリティ電波研究所の研究主任を務めており、プリ☆チャンの開発にも携わった人物であるとのこと。開発当初のプリキャスは人間の倍ほどもある巨大な機械だったらしい。パソコンや携帯電話が小型化していった歴史を思い起こさせる。

また当時のプリキャスは電波が飛ばせる範囲が狭かったため、各地を巡ってプリ☆チャンを普及するという活動も行っていた。マーサはプリチャンアイドルとして、時子は裏方として、そしてトレーラーの運転役を引き受けていたのが後にえもの祖父となる萌黄夏門(CV:大塚芳忠)だった。この期間にお互いに仲を深めていったのだろう。当時のマーサの容姿はえもと瓜二つであり、やはりえもは母方の血の影響が強いのがわかる。

その後、時子は「プリ☆チャンを世界中に発信できるシステム」を開発するためにアメリカへと渡った。本来なら良き理解者であるマーサと共に渡米したかったが、夏門とマーサの関係を察して単独で海を渡ることを決意したようだ。普通ならギスギスしそうな展開ではあるが、そうはならず再会後もこうして楽しげに思い出を語っているあたり、この二人の深い関係性が現れているように思う。

プリ☆チャンの歴史において時子はその生みの親と言える存在だが、マーサもプリ☆チャン黎明期の人気アイドルであり、その普及に大きく貢献した人物である。えもの勧めでひさしぶりにプリ☆チャン配信をしたマーサだったが、当時を知る中高齢のファンからは大反響となっていた。アンジュもマーサには敬意を払っていたので、想像以上のレジェンドと考えていいだろう。

プリ☆チャンの過去に触れるという回だったが、古代から続くプリパラとは違い、プリ☆チャンの歴史は意外と浅め(50~60年ぐらい)であるようだ。それだけの年月でここまでの仮想空間を完成させるあたり、時子を含めたプリ☆チャン開発陣の技術力は良い意味で異常と言わざるを得ない。

次回、第36話「100点めざしてみましたわ!」

いよいよメルティックスターの新曲完成! とのことだが、それがあんなの母親によって没収されてしまうらしい。

新曲の練習に励むメルティックスターの3人だったが、あんなの成績が下がっていることを理由に、あんなの母はプリ☆チャン禁止を言い渡し新曲を没収してしまう。次のテストで全教科満点をとれば返すという条件の中、テスト勉強に燃えるあんな。しかしテスト当日、ある教科でつまづいてしまい……

エピソード キラッとプリ☆チャン|テレビ東京アニメ公式

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