【感想記】ひみつのアイプリ 第5話 「ピカピカ☆おそうじ対決」

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『ひみつのアイプリ』第5話「ピカピカ☆おそうじ対決」あらすじ&先行場面カット | アニメイトタイムズ
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東西お掃除対決

年に一度の寮対抗戦「スクールクリーニングマッチ」が開催。パラダイス学園は寮が「ウエスト・リリィ」と「イースト・ローズ」に分かれており、双方がその気品をかけて行うお掃除対決とのことだ。プリティシリーズの魅力のひとつに時おり繰り出されるシュールギャグ回があると思っているが、今回は予告されたタイトルやストーリーからその片鱗が伺いしれて先週から楽しみで仕方がなかった。

ひまりが所属するウエスト・リリィではリンリンが得意とするデータ分析を活かして掃除していくことに加え、アイリのダディが発明したというアイテムが活躍したりしなかったりを繰り返しながら着々とポイントを加算していく。一方、サクラとタマキが率いるイースト・ローズは「2倍パワー作戦」という1人が2倍働く脳筋戦法を採用。生徒会の会長と副会長がいるとは思えないような作戦ではあるが、効果は確かなのかポイントは拮抗していくのだった。アイリとリンリンを欠くと意外にもパワー系のふたりなのかもしれない。

対決は佳境へと入り広場で熱戦が繰り広げられるなか、通りがかった炎の体育教師・松岡ねっぱ先生とアイリのマシンが衝突。松岡先生が運んでいたのは彼が「友達」と呼ぶほど溺愛している大量のひよこであり、衝突によってそれが辺り一帯に逃げ出してしまった。対決を中断し、やっとのことでひよこを回収した一同だったが、極度の疲労から「こういうときはアイプリに癒やされたい」とアイプリ欠乏症を集団で発症。そんな状況を見たサクラの粋な計らいにより、彼女からのリクエストを受けたひまりはアイプリバースへと向かうのだった。

サクラはひまりの強さを「多くの人の心を一瞬で動かす」ところにあると語っていたが、それと同時に他人のために人一倍頑張ることのできる資質も見抜いていたのかもしれない。ライブでひまりは過去最高のプリとも数を記録するなど、デビュー時から止まらない快進撃を見せつけつつみんなを元気づけることに成功するのだった。また不慣れな役割ながらもひまりのライブをみんなに伝えたみつきの涙ぐましい努力も忘れてはいけない。

今回を視聴して“アイプリはギャグもいける”という印象をまず抱いた。前半のお掃除対決は何だったのかと思わせる後半の展開、妙に主張するサブキャラなどは往年のギャグ回を思い起こさせる。同時にメインキャラクターも掘り下げて描かれており、個人的にはサクラがチィの「頼もチィ」を妙に気に入っているところに親しみを抱いた。

次回、第6話「挑戦!アイプリグランプリ」

ここまで安定感抜群の『ひみつのアイプリ』ではあるが、さすがにそろそろ新曲がほしい……と思っていた矢先にグランプリが開かれるようだ。予告で「ルビー=ラズリ」のライブは確定。アイプリでの二人がどのようなパフォーマンスを見せてくれるかに期待したい。

超人気のスーパーデュオ『ルビー=ラズリ』と『アイスマイリン』。この2組から重大発表が。 なんと、歌とパフォーマンスで競い合うアイプリの大会『第1回アイプリグランプリ』を開くというのだ。ひまりとみつきは、ソロで出ることを決意。 その頃、生徒会の生徒会長・一条寺サクラはトレーニングにはげんでいた。 彼女こそ、ルビー=ラズリのサクラだった。同じく生徒会・副会長の二階堂タマキと組んでいるルビー=ラズリで優勝をねらうサクラ。 でもタマキは、サクラの本当の目的が優勝ではなく、他にあることに気づいていて……。

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