場面カットはアニメイトタイムズの記事をご参照ください
憧れの存在
アンジュから一応の引退理由は聞けたわけだが、やはりキラッツの三人は納得しきれないでいた。一方でメルティックの三人は本音かどうかはともかく、アンジュの決断を尊重する姿勢を見せる。「引退してほしくない」という気持ちはエゴでしかないのかもしれないと思い始めるキラッツだったが、めが姉ぇの「あなた達自身の気持ちを抑える必要なんてないんじゃない?」という言葉によって改めて正直な気持ちをアンジュに伝える決心をする。なんだかんだで、めが姉ぇは要所で“お姉さん”してくれる。
キラッツの配信は3人だけではなく、アンジュに想いを伝えたい人々がその場に集う賑やかな配信となった。その配信を見つめるアンジュの表情はどこまでも悲しそうだ。これまで支えてくれたファンのために表に出たい気持ちはあるが、引退を切り出した今、どのような顔で彼らに語りかければいいかわからない。それがアンジュの心情であるようだ。
「そこまで悩むなら辞めなきゃいいじゃない」と、引退の撤回をすすめるあいら。アンジュは「私はね、ずっと憧れている人がいるの」と、引退の真相を語りだした。アンジュは引退後はプレシャスミューズのデザイナーを受け継ぐようだが、それはプリ☆チャンデビュー時から自身を支えてくれたあいらに憧れていたからだった。引退という言葉だけ聞くとネガティブなイメージだが、実際はアンジュが次なるステージへ進むための区切りということだろう。
あいらに始まり、あいらに終わる
アンジュのプリ☆チャン活動のきっかけとなったのはあいらだったわけだが、だからこそあいらはその幕引きにも携わる選択をしたようだ。唐突な引退やキラッツの配信への回答として出された結論は、あいらとのペアライブだった。あいらのライブはいつか来るとは思っていたが、まさかアンジュとのペアライブになるとは夢にも思わなかった。
曲名は『パーフェクト・フィナーレ』。文字通りこれにてアンジュの最後を飾る曲となるのだろう。ただ曲調や歌詞からは「フィナーレ」を新たな段階への昇華と捉えているかのような重厚さを感じさせる。またあいらの過去のライブを踏襲した内容にもなっており、見慣れた角度からのプリズムジャンプや、往年のフレッシュフルーツバスケットも披露されたりと胸が熱くなった。
またライブにて第39話で波にかき消された言葉が明らかになった。やはり「さよなら」が正解だったが、今回のライブではあのときとは違い、きっと晴れやかな表情で放っていることだろう。
次回、第47話「「わからない」からやってみた!」
アンジュを継ぐアイドルを決める「ネクスト・プリンセス・スペシャル大会」が開催されるらしい。しかしキラッツはいまだにアンジュの引退を受け止めきれないでいた。
アンジュの跡をつぐアイドルを決める”ネクスト・プリンセス・スペシャル大会”の開催がきまった。
デザイナーズ7が選考を行い、通過したアイドルのみが出場券である『ウレチケ』を手にできる。次世代のトップアイドルを目指して、エントリーするプリ☆チャンアイドルたちだったが、ミラクル☆キラッツの三人は出場するか迷っていた
エピソード キラッとプリ☆チャン|テレビ東京アニメ公式
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