本放送日:2017.09.19
夢川ゆい vs 夢喰い
場面カットはアニメイトタイムズの記事をご参照ください
ガァララとパック
今回は冒頭から「女の子が夢を食べられる」という不穏な描写からスタート。夢を食べた動物の正体はパック（CV：若井友希）と呼ばれるマスコットであり、たびたび登場していたガァララ（CV：黒沢ともよ）の仲間であるらしい。
みさき（CV：七瀬彩夏）ちゃんはアイドルになるという夢を食べられたことでプリパラにも興味を失ってしまったが、そこを通りかかったゆいがユメ目混じりにプリパラの素晴らしさを語りまくったことで夢が復活し、みさきちゃんは再びプリパラへと向かっていくのだった。どうやらゆいが夢を周囲に振りまくと、そこにいる人の心の中にも夢が芽生えてくる効果があるらしい。もはや妄想を超えて能力じみてきているが、逆にいえば彼女の存在はパックに対する唯一の対抗策にもなりうるのかもしれない。
明かされるファララの謎
その日、ゆいとらぁらは夢のなかでファララと出会い、そして彼女の口からパパラ宿のプリパラの謎が断片的ではあるが語られることとなった。まずファララの正体はかつてパパラ宿に存在した古代プリパラのボーカルドールであり、ガァララは彼女と対になる存在であるらしい。古代プリパラはアイドルたちの夢の力によって反映している場所だったのだが、ガァララとパックがその夢を食べ尽くしてしまったことで消滅に追い込まれてしまった。こうして考えてみるとパパラ宿の女の子が不自然なほどにプリパラに興味を示さなかったのは、パックに夢を食べられてしまったことが原因なのだろう。第16話のミミ子の回想シーンでも、よく見るとパックに夢を食べられたような描写がある。いま思えば「プリパラが流行っていない町」という設定自体が壮大な伏線だったと言えるのかもしれない。
滅亡を免れないと思われた古代プリパラだが、あるとき転機が訪れた。それこそが夢川ゆいと真中らぁらの存在である。先ほども言ったように、ゆいの無尽蔵の夢はパックでさえも食べきることができない。つまり天敵なのである。また彼女の存在に加え、神アイドルのらぁらが加わったことでパパラ宿のプリパラは急激に発展していった。それにより古代プリパラは完全ではないものの復活することができたとのことだ。ガァララとパックからすればこれほど恐ろしいタッグは他にいないだろう。
ファララはアイドルがライブを行っているときのみ行動することができ、それを繰り返すことが古代プリパラを救うことにも繋がっていくらしい。そして「ゆい、ライブをして。このパパラ宿のアイドルたちとチームを組んで、ライブを……」と告げたところでファララとはお別れとなった。ファララの言い方的にはやはりパパラ宿出身のアイドルが結束してライブを行うことが重要に聞こえる。いよいよ次回から新チーム結成の流れに入っていくのかもしれない。
現状でまだ完全に明かされていないのは
- ファララとガァララの関係性
- なぜガァララはファララを妨害するのか
- 古代プリパラはどういった場所なのか
といった点だろうか。とりあえず今回はファララの存在について大部分が明らかになったことや、チーム結成という待望の展開がほのめかされたことで今後の期待が大いに高まる回だった。
次回、第26話「がんばれみちる！！」
次回はあろまの手下となったみちるが謀反を起こすという回。これもまたチーム結成への布石なのだろうか。がんばれみちる。
あろまに逆らえず、都合よく利用されているみちる。そんな自分に嫌気がさし、みちるはあろまの言いなりにならないと心に決めるが、勇気が出ずなかなか自分の気持ちを伝えられない。見かねたゆいは、みちるにミーチルとの交換日記を勧め、みちるは日記でミーチルに悩みを打ち明ける。返ってきたミーチルのアドバイスとは一体・・・
エピソード アイドルタイムプリパラ｜テレビ東京アニメ公式
コメント
今回はゆいのアイドルとしての力や今後の展開を期待させるとても良い回に感じました。でもまだまだプリパリ編で登場したしゅうかの立ち位置とか不確定要素もあって、ホント見逃せないですねぇ〜。
しゅうかがどう関わってくるかは確かに気になりますね。夢を見ることを否定していたあたりガァララ陣営と相性がよさそうなので、両者が手を組むという展開もあるような無いような。