ツッコミ不在の恐怖を垣間見た。

場面カットはアニメイトタイムズの記事をご参照ください
ボケ三重奏
先週の予告を見たときから嫌な予感はしていたが、それを上回るようなカオスが今回は展開された。ツッコミが不在であることの恐ろしさを嫌というほど理解させられた。
まずその異常性をいかんなく発揮したのは、ゆいである。そふぃを早々に見つけるまでは良いが、「レッドフラッシュ」を「レッサーパンダ」と、「わたしがそふぃ」を「綿菓子がほしい」と聞き違えてしまい会話が成立しない。単に聞き間違えるだけならまだしも、ゆいの場合は妄想がおまけで付いてくるのも恐ろしい。そのためストーリーが遅々として進まないのである。
一方のそふぃはハシビロコウに乗って遠路はるばるやってくるという奇行を除けば目立って何かをやらかしたということも無い。むしろ大活躍だったと言える。その天性のカリスマで通行人を魅了し、結果的にプリパラを盛り上げることに成功した。プクオカのプリパラもこのような感じで人々をその天才性によって自然に集めることができたのだろう。理詰めで盛り上げることに成功させたみれぃとは対照的だ。
らぁらはひとりで番組を回そうとするも色々と限界があり気の毒な感じになってしまった。ただそういう立場でも輝けるというのは彼女の大きな魅力に思う。
こうやって見ていくと、そふぃとらぁらはそこまで何かをやらかしたわけでもなく主にかき乱していたのはゆいだったと言える。ただ良くも悪くもそうやって話の中心に立ち波乱を巻き起こすのは主人公として必要な要素なのかもしれない。これからもプリパラを大いにカオスの渦に巻き込んこんでいただきたい。
意表をついたライブ
そふぃと言えばあのライブが来るだろうと思いきや、予想に反して『Red Flash Revolution』という曲であった。最新映画の『劇場版プリパラ み〜んなでかがやけ!キラリン☆スターライブ!』からの曲であるらしい。自分はまだ映画を観ていないので新曲かと思って驚かされた。

メイキングドラマは前回のらぁらと同様に「あおぞらスマイルスパークリング」。前回の記事で「そらみスマイル用のメイキングドラマなのでは」と予想したのがいよいよ真実味を帯びてきた。
曲は個人的には『太陽のflare sherbet』でも良かったが、こうして劇場版で行われたライブを輸入して楽しめるというのはテレビ勢としては嬉しいし、制作側としてもライブが映画だけの存在にならないから良いのかもしれない。
次回、第8話「ライスをねらえ!」
パパラ宿プリパラの大会の参加資格は、新人のみ与えられることを知ったゆいとらぁら。このままアイドルが増えず、大会が開かれないとなるとパパラ宿のプリパラは閉鎖、同時にらぁらの神アイドル資格も剥奪されてしまうというのだ。アイドルのスカウトにいっそう力を入れる2人は、前から目をつけていた女の子に早速声をかける。
エピソード アイドルタイムプリパラ|テレビ東京アニメ公式
これまでも要所で登場している虹色にのではあるが、今日は特に絡みが強かった印象である。窮地? のゆいを助け、またそふぃのライブ時には少しだけアイドルに興味を持つような描写もあった。そろそろデビューの頃合いなのかもしれない。そういうわけで次回は彼女の回である。
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