【感想記】アイドルタイムプリパラ 第13話「レッツゴー!パラ宿」

アイドルタイムプリパラ

本放送日:2017.6.27

これは悪いユメ

アニメ『アイドルタイムプリパラ』第13話より先行場面カット到着 | アニメイトタイムズ
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場面カットはアニメイトタイムズの記事をご参照ください

パラ宿崩壊

ゆいとらぁらの二人はパラ宿へ行くことになった。ゆいは憧れのパラ宿に初めて訪れるということで浮かれ気味。らぁらにとっては久しぶりの帰郷ということで嬉しそうだ。一方のパラ宿では『プリパラ』第102話以来に訪れたメカ姉ぇの自爆スイッチをガァルマゲドンが押してしまうという事件が発生。ライブをし続けてアイドルパワーを貯めないと即座に「ちゅど~ん」してしまうという。そこでアイドル一同は総動員でライブを行いパラ宿の崩壊を防ぐべく奮闘する。

そういうわけで今回は『プリパラ』で披露されたライブが中心の回となっており、半分は総集編と言っていい内容だ。『アイドルタイムプリパラ』から視聴を始めた女児に前作を紹介する意味合いがあるのだろう。ただ披露された楽曲は『Twin mirror♥compact』『絶対生命 final show女』などのレア曲が中心となっているので既存のファンも嬉しい内容になっている。

しかし普通のアニメであれば総集編はストーリーがそれほど進展するものではないが、『アイドルタイムプリパラ』はここでも妥協を許さない。懸命のライブに次ぐライブでメカ姉ぇの爆発を引き伸ばしたアイドルたちだったが、満を持して登場したひびきが王者の余裕を見せすぎたせいでメカ姉ぇは無事に大爆発。思い出のパラ宿は瞬く間に瓦礫の山と化してしまった。総集編でもただでは終わらせないという意地のようなものを感じる。

ライブをバックにスタッフロールが流れる特殊EDが流されたり、通路をあえて余裕で歩いたりというのは『プリパラ』の第73話第115話でそれぞれ見られた演出ではあるが、今回のひびきはそれを制作陣によってセルフパロディに“されてしまった”というのが正しい表現だろうか。ひびきがネタキャラとしてここまで目覚ましい活躍をするとは当時は思いもしなかった。

憧れのパラ宿が灰燼に帰すのを目の当たりにしたゆいは特にショックが大きかったらしく、「これはただの夢じゃ!夢じゃ夢じゃ!」と言いながらぶっ倒れてしまった(元ネタは『柳生一族の陰謀』という作品のワンシーン)。さすがのゆいもこんなことになるとは夢にも思わなかったのだろう。

ガァルマゲドンがレギュラー入りか

眠りから覚めたゆいは「パラ宿が崩壊する夢を見た」とらぁらに話すのだが、そこにはあろまとみかんの姿もあった。パラ宿崩壊の原因を作った張本人としてガァルマゲドンはパラ宿から追放されてしまっていた。つまりあの光景は夢ではなく全て現実だったのである。

ただ追放と言っても大げさなものではなく、実際にはらぁらの手伝いとして派遣された意味合いが大きい気はする。個人的にはらぁら&あろみかの同級生コンビの絡みが好きなのでレギュラー入りは楽しみなのだが、一方でせっかく舞台を変えて始まった『アイドルタイムプリパラ』というアニメなのだから、新キャラを中心にストーリーを展開してほしいような気持ちもある。そう考えるとパラ宿のプリパラが再建される頃にガァルマゲドン帰還するという流れが自然だろうか。どうなるにせよ、ガァルマゲドンの型破りな行動には色々と期待が膨らむのは確かだ。

次回、第14話「ガァルマゲドンがきた!」

パラ宿が崩壊したのは自分にとっても少しショッキングではあったが、来週からはガァルマゲドンに加えて幸田みちるも深く関わってきそうである。話に幅がでるのは間違いないので大いに期待したい。

パラ宿を追放され、パパラ宿にやってきたガァルマゲドン。らぁら達が喜んだのも束の間、自由奔放なあろまとみかんのイタズラにアボカド学園は大騒ぎ。パパラ宿の支配を目論むあろまは、肩こりに悩まされる気弱な少女、みちるに手下として小悪魔になるよう契約を持ちかけるが・・・。

エピソード アイドルタイムプリパラ|テレビ東京アニメ公式

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