【感想記】アイドルタイムプリパラ 第48話「らぁらに届け、 カムバックライブ!」

【感想記】アイドルタイムプリパラ 第48話「らぁらに届け、 カムバックライブ!」 アイドルタイムプリパラ

本放送日:2018.03.06

アニメ『アイドルタイムプリパラ』第48話より先行場面カット到着 | アニメイトタイムズ
【アニメイトタイムズ】2014年7月から『プリティーリズム』シリーズを継承し、3rdシーズンまで放送された『プリパラ』が新アニメ『アイドルタイムプリパラ』として2017年4月より放送中! その第48話「らぁらに届け、カムバックライブ!」より...

場面カットはアニメイトタイムズの記事をご参照ください

アイドル大集合

すべてを拒絶し、巨大な氷塊と化したパック。そのなかにはパックに飲み込まれたらぁらが取り残されているのだった。親友の窮地や夢見ていたプリパラとの乖離に、ゆいは力なくうなだれてしまう。そんなとき、荒野の向こう側からやってきたのがパラ宿のアイドルたち──みれぃ&そふぃ・ドレッシングパフェ・ノンシュガー──であった。この場面での先輩アイドルたちの登場は頼もしすぎる。

さっそくパラ宿勢たちはドリルやメカ姉ぇを駆使してパックの肉壁を破壊しにかかる。「やっぱり力じゃん」の精神は健在だ。こんな状況でもシリアスにならないところにむしろ安心感を覚えてしまう。

しかしパックはビクともしない。どうやらパックは凍っているというよりは時間が止まった状態にあるらしく、通常の方法ではらぁらを助ける術はないのだという。しかしひとつだけその打開策を彼女たちは持っていた。ライブである。ライブの力をもってすれば、ファララのときと同様に止まった時間を動かすことができるかもしれない。あれだけファララの眠りを妨げようとしてきたパックが、いまや同じ要領で助けられようとしているのは皮肉なものだ。

ここからは各アイドルたちがらぁらを救うべく、想いを込めた渾身のライブが披露された。パラ宿とパパラ宿のアイドルが総動員されるなか、ついにトリコロールまでもが登場。ライブ中にはらぁらにまつわるそれぞれの回想が挿入されていったが、らぁらがいかに愛されているかを伺い知れるシーンだった。そのなかでも、のん・みれぃ・そふぃ・ファルルは特に付き合いが長く、誰もがらぁらに救われた存在であるので、彼女たちの言葉は心に響くものがあった。終盤特有の熱い展開にはつい涙腺がゆるくなってしまう。

救いの女神

奮闘するパラ宿アイドルたちだったが、それでもパックの時間が動き出す様子はない。すべての命運はマイドリのライブに委ねられることとなったが、ゆいはいまだにショック状態から立ち直れずにいた。珍しく弱気な言葉を口にするゆいだったが、そんな彼女を救ったのはチームメイトのにのとミーチル、そしてライバルのしゅうかだった。パパラ宿出身のアイドルだからこそ、彼女たちはゆいの成し遂げてきたことの偉大さを身をもって理解している。その恩返しとばかりにゆいを激励し、再びゆいはステージへと向かうことができた。チームの素晴らしさとライバルの素晴らしさ。プリパラの魅力を詰め込んだようなワンシーンである。

マイドリが披露したこのライブは、きっと過去最高のものだったに違いないだろう。しかしパックの最後の悪あがきにあってしまい、時間が進まないどころか、ゼロまで巻き戻されてしまう。全員が言葉を失い絶望するなか、上空に出現したのは見覚えのある「天空のステージ」が。そしてそこに姿を見せたのはジュリィとジャニスだった。まさか生身で動くジュリィが再び見られるとは思わなかったので嬉しい限りだが、それと同時に女神ふたりというチートが現れたことで展開がどう動くかの楽しみも大きい。

次回、第49話「誕生しちゃうぜ! 神アイドル!?」

パックを救うには神アイドルに匹敵する力が必要になるらしい。誰かが本当に神アイドルになるのだろうか。なるとすればドレシ以外には考えられないだろうが、その一方で緊急事態とはいえ簡単に神アイドルの称号を与えていいものなのだろうか。来週を待とう。

パックの大きな悲しみをなかなか取り除くことが出来ないゆい達。良い方法が見つからず困惑する一同の前に、ジュリィとジャニスが空から舞い降りてきた!ジュリィとジャニスはパックの悲しみに迫るための強力なヒントをゆい達に告げるが、実行するには非常にハードルが高い手段だった。しかし、果敢に挑戦しようとするアイドルがいて・・・

エピソード アイドルタイムプリパラ|テレビ東京アニメ公式

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