【感想記】アイドルタイムプリパラ 第15話「ミーチルみちる」

アイドルタイムプリパラ

本放送日:2017.07.11

また凄いアイドルが生まれてしまった。

アニメ『アイドルタイムプリパラ』第15話より先行場面カット到着 | アニメイトタイムズ
【アニメイトタイムズ】 2014年7月から『プリティーリズム』シリーズを継承し、3rdシーズンまで放送された『プリパラ』が新アニメ『アイドルタイムプリパラ』として2017年4月より放送中! その第15話「ミーチルみちる」より先行場面カットが...

場面カットはアニメイトタイムズの記事をご参照ください

悪魔と小悪魔

「小悪魔の契約」と称してまんまとあろまの手下となってしまったみちる。そんな彼女をあろまは早速プリパラへと連行しようとする。しかし手下になったとは言うものの、みちるは元々が引っ込み思案の性格なので当然ながらプリパラへは行きたがらない。あろまと出会うと面倒なことになるため、エンカウントしないように床に這いつくばってでも逃げ続ける。

一見するとまったく気の合わなそうな二人だが、一方でいくつかの共通点も存在するようだ。ひとつは「麺類が好き」であること。あろまの好物が「カレーうどん」であるのに対し、みちるの好物は「担々麺」である。「担々麺が伸びるのを放ってはおけない」という理由であろまから逃げるのをやめるなど、その愛情には並々ならぬものがある様子だ。

そしてもうひとつは「オカルト好き」であることだ。みちるの右肩に眠っているのが「古代プー大陸の巫女であり姫」である「ミーチル」という存在だと言われた際も、そのことに戸惑いながらも興味を惹かれているのは明らかだった。もちろんそれはあろまが適当なことを言っているに過ぎないのだが、その設定はみちるには魅力的に映ったらしい。

とはいえその程度の共通点で関係が改善されるわけもなく、相変わらずあろまを避け続けるみちる。しかしそんな弱気な態度に業を煮やしたにのは「逃げ回っても何の解決にもならないっす!」と、あろまに直接断わりにいくよう説得する。

勇気を振り絞ってアイドルデビューを断ろうとするみちるだったが、あろまの部屋にあったのは彼女がみちるのためにデザインしたコーデのイラストだった。ぞんざいな扱いをされてはいるものの、内心ではみちるのアイドルデビューを誰よりも気にかけていたらしい。そんなあろまの想いや、ゆいとらぁらの説得もあり、みちるは一転してプリパラへ行ってみることとなった。ちょろい。

ミーチル爆誕

前回の記事で“みちるはアイドルになると性格が変わるタイプではないか”というようなことを書いたが、その予想を大きく上回る豹変ぶりを見せてくれた。みちるはプリパラに入ると自分の右肩に宿っている古代プー大陸の巫女である「ミーチル」に人格が変わるらしく、普段とは違ってかなり強気かつ高飛車な性格へと変貌する。とは言うものの右肩にそんな悪霊が宿っているというのはあろまが適当に吹き込んだわけなので、結局はみちるの深層心理にある性格ということなのだろう。人は見かけによらない。

将来的にはゆい・にの・ミーチルでの三人でチームを組むことになるのだと思うが、現状では現実主義のにのとオカルティックなミーチルはいかにも相性が悪そうだ。それをゆいが間に立ってどのようにまとめていくかがカギとなっていく気がする。ノンシュガー結成当初で言うのんと同じような働きが求められるのかもしれない。

そしてミーチル爆誕から流れるようにライブへ突入。さすがにライブは厳しいかと思っていただけに嬉しい誤算だ。曲名は『GOスト♭コースター』。みちるの普段の姿からは想像できないぐらいに大人の魅力に溢れたライブだ。ミーチルに変貌したことにより、彼女が登場人物の中ではお姉さんであることを実感する。

性格といいライブといい、またぶっ飛んだ新人が登場してしまった。彼女の登場がまたストーリーを大いに盛り上げてくれそうだ。

次回、第16話「あの地獄にさよならを」

ミーチルの衝撃も冷めやらぬ中、次回はまさかのミミ子回。今度は彼女のデビューに向けて話が動き出したりするのだろうか。

プリパラが人気を集めることに焦りを抱き、プリパラに関わる生徒への取り締まりを強化し反感を買うミミ子。ミミ子が唯一信用していたババリアもプリパラを支持するようになってしまったのが取り締まりにさらに拍車をかけたようだ。そんなババリアは孤立を深めるミミ子を心配し、ゆいとらぁらにミミ子救済の相談を持ちかける。

エピソード アイドルタイムプリパラ|テレビ東京アニメ公式

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