【感想記】アイドルタイムプリパラ 第18話「グランプリ! 勝利へのエスコート」

【感想記】アイドルタイムプリパラ 第18話「グランプリ! 勝利へのエスコート」 アイドルタイムプリパラ

本放送日:2017.08.01

にの草ふたたび

アニメ『アイドルタイムプリパラ』第18話より先行場面カット到着 | アニメイトタイムズ
【アニメイトタイムズ】 2014年7月から『プリティーリズム』シリーズを継承し、3rdシーズンまで放送された『プリパラ』が新アニメ『アイドルタイムプリパラ』として2017年4月より放送中! その第18話「グランプリ!勝利へのエスコート」より...

場面カットはアニメイトタイムズの記事をご参照ください

第二回アイドルタイムグランプリ開催

早くも第二回の開催となったアイドルタイムグランプリ。お客さんも大勢訪れるなど、前回とは違ってパパラ宿のプリパラも少しずつ知名度を上げていることが伺える。ただ新たなアイドルはミーチルであり、参加者の顔ぶれはほとんど変わらない。いつかパラ宿のように数チームが参加する規模となる日も来るのだろうか。

ライブの順番は最初がミーチル、二番手がゆい、ラストがにのとなった。例によって順番で色々と察してしまう。

ミーチルはこういった催しはノリノリで参加するタイプのようで、「わらわの歌の力で海に沈みしプー大陸を浮上させてみせるぞよ!」とエンジン全開でステージに立つ。まだデビューから日は浅いが客席にはミーチルの言葉に感涙する信者がいるなど、その勢力はすでに拡大しつつある様子だ。普段のキャラクターとステージ上の艶やかな姿とのギャップは彼女の大きな魅力に思った。

二番手のゆいはこうして第二回のグランプリを開催できただけでも十分と考えており、むき出しの闘志のようなものは無い。思えば前回のグランプリでも勝敗にこだわっている様子はほとんど無かった。アイドル活動はゆいにとってはまず楽しむものなのかもしれない。今回のライブでも「プリパラをもっと好きになってもらえるように歌う」ことを第一目標としていた。

にのと夢

一際闘志を燃やしているのがにのである。前回はグランプリと知らないまま出場となり、それが影響したかは定かではないが優勝を逃すこととなってしまった。そういった事情もあり第二回にかける情熱は随一だ。

ただそんな気合とは裏腹に悩んでもいた。ミーチルとゆいのライブはどちらも素晴らしく、その強さを裏付けているのは「夢」の存在なのではないか。そうなると夢を持たない自分は勝てないのではないか。にのはライブを直前に控えてそのことを懸念しているのだった。

そんなにのを勇気づけたのがチュッペだった。シオンから教わった「疾風勁草」という言葉をチュッペによって思い出したにのは、「この勝負、絶対負けられないっす!そしていつか自分の夢を手に入れてみせるっす!」と熱い想いを滾らせてステージへと向かった。にのには現状では明確な夢は無いのかもしれないが、“夢を見つける”という目標を手にしたことは大きな前進だろう。

結果はかなり僅差ではあったが勝負にかける想いが実り、にのが優勝となった。前回と同様にファララの「スーパーアイドルタイム」が発動したが、これまでと決定的に違ったのはコヨイによる「エスコート」が発動したことである。第17話にてめが兄ぃがWITHに相談していたのはこの演出のことだったのだろう。色々と波紋を呼びそうな演出ではあったが、こうして男女のプリパラが連携して盛り上がっていく展開は個人的には喜ばしい。

プリパラタウン完成

今回のグランプリによって一気にプリパラタウンの発展が進んだ。ミーチルによって新しい店が、ゆいによってインフラが、そしてにのによってその他諸々が整備された。少しずつ発展するものと思っていただけに、早い段階で完成を迎えたことには驚いた。逆に言えばここから物語が新たなステージへと進んでいくとも考えられるだろうか。

グランプリは大成功に終わったわけだが、そんなゆい達を待っていたのはめが姉ぇによる非情な追放宣告であった。あいかわらず血も涙もないプリパラ運営陣だが、実際には発展も一段落ということで全国にパパラ宿宣伝の旅に出る展開になっていくようだ。

また公式サイトにてビジュアルが公開されていたガァララ(CV:黒沢ともよ)が本編に初登場した。ファララが眠っている原因は彼女にあるらしいが、どのような形でストーリーに関わっていくるのかが気になるところだ。

次回、第19話「旅立てアイドル! レッツ・イゴー!」

主要キャラ三人が登場してから初めてのグランプリも終わり一段落、というところからの全国行脚となるようだ。相変わらずの急展開が『プリパラ』らしい。

次回の舞台であるペン台のプリパラは内部抗争が起こっているとのこと。そしてタイトルからわかるとおり囲碁の人も登場するようだ。なんだかんだで頻繁に現れるからもうあまり驚かなくなってきた。

第2回アイドルタイムグランプリを大成功におさめたゆい達。ほっと一息つく間もなく、ゆい達はめが姉ぇに旅に出るよう命じられてしまう。話を聞くとどうやらパパラ宿のプリパラの宣伝大使として全国各地に赴き、宣伝活動をして欲しいということらしい。快く引き受け旅立つゆい達だが、最初に到着したプリパラはある問題を抱えていて・・・。

エピソード アイドルタイムプリパラ|テレビ東京アニメ公式

コメント

  1. 匿名 より:

    グランプリに参加することは同じでも、それぞれの心情が違うところに個性が出ててみんないい。

    加筆修正おつかれさま。
    来年もよろしくのかしこま。

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