【感想記】アイドルタイムプリパラ 第24話「勝負っす!シオン先輩!」

アイドルタイムプリパラ

本放送日:2017.09.12

柔道対決をする女児向けアニメ

アニメ『アイドルタイムプリパラ』第24話より先行場面カット到着 | アニメイトタイムズ
【アニメイトタイムズ】

場面カットはアニメイトタイムズの記事をご参照ください

良い草に育ったにの

買い出しからの帰り道、ゆいとらぁらは『チクタク・Magicaる・アイドルタイム! 』のライブごっこをする女の子を見かける。ゼロからスタートしたゆいの知名度がここまで上がっているのを見ると感慨深いが、そんな光景とは裏腹にこの空き地では「プリパラ」を推す女の子と「男プリ」を推す男の子との間で喧嘩が絶えない状況に陥っているのだった。そんな様子を見かねて空き地の地主さんはこの場所を使用禁止にしようと考えており、それを阻止するべくゆい達が奮闘するのが今回のお話だ。

とは言うものの、ゆいとらぁらが取った策は紙芝居によって子どもたちを仲直りさせるという稚拙な作戦で、それも結局は失敗に終わった。「パンとめんのケンカ」という内容の紙芝居だったのだが、そのクライマックスでゆいのお米を愛する心が暴発してしまい「やっぱりお米がナンバーワン!」と口に出してしまう。これをきっかけにパン好きのにのや麺好きのみちるとも喧嘩が勃発してしまいミイラ取りがミイラ的な状況になってしまった。作戦がそもそも破綻していたような気がしないでもない。

空き地の使用禁止が現実味を帯びてくるなか、最終的には地主側の代表となったシオンと子供側の代表となったにのが空き地の使用権を賭けてなぜか柔道対決をすることとなった。シオンの圧倒的な実力を前ににのは窮地に追い込まれるが、彼女の奮闘ぶりに子どもたちは喧嘩していたことも忘れ、男女入り乱れて熱心に応援をはじめる。勝負にこそ負けてしまったものの、結果的ににのは子どもたちの仲直りのきっかけを作ることに成功したのだった。その後、子どもたちはトモチケをパキる代わりにおせんべいをパキって仲直りを誓い合っていた。とりあえずパキれれば対象はなんでもいいらしい。

一方のシオンも柔道では圧勝したが、にのの健闘を前に「良い草に育ったな」とその成長は認めている様子だ。その後、先週の予告でもほのめかされていた通り、にのとシオンのペアライブが実現となった。曲名は「快打洗心♥️カッキンBUDDY」。シオンの凛々しい声と、にのの可愛らしい声の組み合わせが耳に心地よく響く。シオンがソロでもチームでもなくペアでライブをしているのも何気に新鮮な光景だ。

これまでにらぁら&ゆい、シオン&にののペアライブが実現したということで、やはり次はミーチルに期待したいところだ。順当に考えればあろまとのペアだろうか。ガァルルとのペアなども意外性があって面白そうだ。

次回、第25話「ユメユメ!タイムスリップ」

次回はゆいとらぁらの夢がドッキングするというファンタジーなお話。アイドルタイムシステムの象徴である時計塔の謎が解き明かされるらしい。本格的に新展開へと突入しそうだ。

見たい夢の内容を絵に描き、それを枕の下に入れて寝るとその夢を見ることができるというおまじないを信じ、寝る前にせっせと絵を描くゆい。夢を見ることが大好きなゆいは何枚もの絵を枕の下に入れ、眠りにつく。気が付くと自分の夢の中にいたゆいは、夢の旅の中で不思議な体験をする。

エピソード アイドルタイムプリパラ|テレビ東京アニメ公式

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