【感想記】プリパラ 第128話「さよならウサチャ・・・。」

プリパラ

みれぃ「ホッケぷりね!」
らぁら「ホッケホッケ!」

TVアニメ『プリパラ』第128話より先行場面カット到着 | アニメイトタイムズ
【アニメイトタイムズ】

場面カットはアニメイトタイムズの記事をご参照ください

ホッケ回

グランプリも優勝を果たし意気揚々と帰路につくのんだったが、ウサチャがペッパーにしていた「グランプリで優勝したらウサチャを食べてもいい」という約束を思い出す。さすがのペッパーもそんな約束は反故してくれるかと思いきや、本人は「祭りの後はご馳走だー!」と食らう気満々の様子。こいつには情とかは無いのだろうか。

ウサチャもそんな約束に対して妙に律儀であり、自ら油の中に飛び込もうとしたり、手巻き寿司になろうとしたりと、ペッパーに美味しく食べられる準備に余念がない。ペッパーに対するウサチャなりの感謝の気持ちなのだろうが、それが結果的にプリパラの中でもなかなかの狂気を誇る回を生み出すことに繋がってしまっている。

この回がファンの中で記憶に残る回となってしまったのは、記事冒頭でも触れた迷言によるところも大きい。今朝食べていたというだけの情報で「ホッケぷりね!」と確信めいた表情で聞くみれぃ、真面目な顔で「ホッケホッケ!」と謎の相槌を打つらぁら、状況はわかっていないだろうがとりあえず楽しそうなジュルル。この意味があるのか無いのかよくわからないやり取りはわずか10秒ほどのシーンだが、視聴したファンの心に強烈に刻み込まれることとなった。ちなみにウサチャはその後に自ら「旨みたっぷり脂の乗ったウサギの干物」になるべく海岸に来ており、普段は見当違いになりがちのみれぃの計算がこの回ではドンピシャだったことも見逃せない。

約束以上に大切なもの

のん達がウサチャを見つけたときは今にもステーキとして焼かれようとしている場面だったが、結果的にそれを阻止したのはジャニスだった。ちりがジャニスに相談した際には動揺しながらも「約束は約束です」と致し方ないという態度を取っていたが、その後に思い直して「約束以上に大切なものがあるかもしれません」とペッパーを説得する。ジャニスとしてはジュリィの件もあるので秩序や約束といったものを尊重したいのだろうが、それができなかったのはやはり前回のノンシュガーの優勝をきっかけに彼女の内面が変化したからなのだろう。

そして問題のペッパーだが、実際にはウサチャを食べる気はまったく無く、のん達が慌てるのが面白くてからかっていただけだったというオチ。ペッパーとしてもウサチャを「大事な仲間」として見ており「食ったらもうお前と話せない」という理由だった。ペッパーに人間の心があって安心した。

とりあえずウサチャとさよならせずに済んで安心といったところだろうか。終わってみればホッケにすべてを持っていかれた回な気もするが、ジャニスの変化も注目すべきところだったと言える。

次回、第129話「み~んなにチャンス!? リベンジライブ!」

ジュリィの計らいで、神アイドルグランプリファイナルへの出場権を獲得できる、敗者復活戦が開催されることとなった。しかし、浮かない顔のあじみとコスモ。敗者復活戦への出場権があるにも関わらず、メンバーが一人足りず悩んでいたのだ。そんな二人に釣り合うメンバーとは一体誰なのか・・・。

テレビ東京・あにてれ プリパラ

いよいよ敗者復活戦。あじみとコスモのチームにはきゅぴこんがいたはずだが、そのあたりは次回語られるだろう。

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