【感想記】プリパラ 第98話「ひとり三役は大変なのん!」

プリパラ
TVアニメ『プリパラ』第98話より先行場面カット到着 | アニメイトタイムズ
【アニメイトタイムズ】

場面カットはアニメイトタイムズの記事をご参照ください

凄いのん

視聴者的にはわかりきっていたものの、かのんの正体がらぁらの妹・のんであることが公式に判明。綿密な計画によってかのん・じゅのん・ぴのんという理想のアイドルを考案したのんだったが、その演じ分けを可能にしたのはジュルルがジュエルを与えてくれたことがきっかけとなったようだ。ジュルルとしてはプリパラの常識を覆す一人三役を行ってまでアイドルの頂点を目指したいというのんの目標を応援したかったのかもしれない。

肝心の三人同時のライブはウサチャ制作のホログラムを出力する機械を利用することで可能となっているらしい。ウサチャの技術力も凄いが、それ以上に驚かされるのは全く違うタイプのアイドルを演じきっているのんだろう。アイドルとしての素質で言えば小学四年生ながらもずば抜けているように感じる。もちろんそんな彼女を演じている田中美海という声優がもっと凄いのは言うまでもない。

そしてついにトライアングルの三人? が揃った初ライブとなった。じゅのんとぴのんの口上だけ微妙にノイズが入っているのが細かい。こうしてライブを見てみると確かにそれぞれの個性が強くありながらもまとまりのある完璧なチームだと思わずにはいられない。現実的にはのんの一人三役なので色々と限界がありそうだが、本当に別個の存在だったとしたら限りなく天下に近い存在だったかもしれない。

田中美海さんのインタビューによれば各キャラの演じ分けについて最も苦戦したのは意外にもかのんだったらしい。振り切っているじゅのんやぴのんは逆に個性を出しやすいという理由だそうだ。歌い分けについてもこの中で語られており、ファンとしては興味深い話が多いので是非読んでほしい。

『プリパラ』じゅのん、ぴのん、かのんを熱演する声優の正体に迫る! | アニメイトタイムズ
【アニメイトタイムズ】

このライブによりトライアングルもスーパーサイリウムコーデを獲得。のんはジュルルのお世話も積極的に行っていたし、そのポテンシャルの高さもあるので当然の結果と言えるだろう。チームとして神アイドルグランプリへの出場権を得たのはそらみスマイルに続いて二番目となる。

第一回の神アイドルグランプリも三週間後に迫っているということで、それまでの期間でどれだけのチームが出場権を得られるのかというのが今後の焦点となっていくのかも知れない。特にドレシはそらみスマイルのライバルとして頑張ってほしいところだ。

次回、第99話「青春ジャンピンスナッピン!」

次々スーパーサイリウムコーデを手に入れるライバルたちを見て、焦るドレッシングパフェの3人。何とかジュリィに認めてもらおうと、新しいメイキングドラマを作るためにチームで合宿をすることに。ところがドロシーがジュルルを連れて来てしまい…

テレビ東京・あにてれ プリパラ

そういうわけでドレシ回となった。合宿を行うということで神回間違いなし。

コメント