【感想記】プリパラ 第127話「グランプリは甘くないウチャ」

【感想記】プリパラ 第127話「グランプリは甘くないウチャ」 プリパラ
TVアニメ『プリパラ』第127話より先行場面カット到着 | アニメイトタイムズ
【アニメイトタイムズ】 現在、3rdシーズンが放送中のTVアニメ『プリパラ』より第127話「グランプリは甘くないウチャ」の先行場面カットが到着したので、あらすじと併せて紹介! 本作は、キッズ向けアーケードゲームと合わせて展開されてきたTVア...

場面カットはアニメイトタイムズの記事をご参照ください

ぶっつけ本番!

最後のグランプリということもあり、参加チームはすべてメイキングドラマをレベルアップさせていた。このままでは勝てないと悟ったウサチャは、ノンシュガーの三人に新しいメイキングドラマを作るよう提案する。

そんな中、こっそりついてきていたジャニスはちりに対し最後の説得にかかる。「プリパラ内のちりならきっと賛成してくれるはず」というのがジャニスの拠り所だったようだが、その狙いに反してちりは「誇りを持てないことはできない」ときっぱりと断る。ジャニスに「見損なった」と言われても「わたくしはこんな頼もしい仲間ができて、一緒に頑張れる。最高に今の自分を誇らしいと思っています」と言い切るなど、その内面の変化の大きさを感じさせる。問題児だっただけに、彼女のこういった真っ直ぐな言葉は心に響くものがある。

ジャニスも退けたことでいよいよメイキングドラマづくりに着手するが、頑張りも空しく時間切れとなってしまう。しかし完成こそならなかったものの、この間に得られたものもあったように思う。まずノンシュガーはチームを組むまでに紆余曲折あったからこそ固い絆があると三人が確認し合えたことだ。また偶然の産物ではあるが、初めての共同作業としてケーキも作成した。結果的にはこれが焦りや緊張を解すことにも繋がったのではないだろうか。

そして迎えたライブ本番。三人の心に去来したのは意外にもジャニスのアドバイスの言葉だった。「上手くなくても」「美しくなくても」といった言葉の数々はライブ前に作ったケーキの姿と重なり、それがヒントとなって土壇場で新メイキングドラマは完成に至った。ノンシュガーの潜在能力の高さもあるが、ジャニスやウサチャの日頃からのサポートが結実して起きた奇跡と言っていいだろう。

ジャニスに芽生えたもの

ノンシュガーと決別したジャニスではあったが、彼女たちの圧巻のライブの前にはその興奮を抑えきれなかったようだ。そこには拍手と称賛の言葉を惜しみなく送るジャニスの姿があった。

当然ながら優勝はノンシュガーとなった。ジャニスは自らタクトを奪いにいくつもりではあったが、それは同時にノンシュガーの優勝式の邪魔をすることを意味する。葛藤するジャニスだったが、ついにはそれを実行に移すことができなかった。彼女の中で何かが芽生えつつあるのを感じさせる。

このまま和解の流れになるかと思いきや、ジャニスはなおも諦めがつかないということでノンシュガーの元から離れることになってしまった。ただ去っていくジャニスの背中(パクトの裏面)は少し寂しげに見えた。ジャニスとノンシュガーを巡る関係が変化する余地はまだ残されているように思う。

次回、第128話「さよならウサチャ・・・。」

グランプリ終了後、そこには何かを悟った様子で身を清めるウサチャの姿があった……。

グランプリで優勝したら、ウサチャを食べてもいいウチャ」その約束を交わした日から随分と時が経ち、のんをはじめ周りのみんなも約束を忘れかけていた。しかし、ペッパーはその言葉を信じて今日まで活動を積み重ねてきた。果たしてペッパーの願いは叶うのか!?

テレビ東京・あにてれ プリパラ

さすがのペッパーにもウサチャに対する情が芽生えているものと勝手に思っていたが、まったくそんなことは無かった模様。

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