「メイキングドラマ作り」と言えばプリパラではお馴染みの回。どのような内容になるのかも気になるが、どちらかと言えば「どのような過程で作られていくか」を見ていくことに醍醐味がある。

場面カットはアニメイトタイムズの記事をご参照ください
徐々に増えてきた他キャラとの絡み
3話になりじわじわと他のキャラクターとの関わりが増えてきた印象である。ド直球ネームの地獄ミミ子(CV:上田麗奈)は1キロ先に落ちた針の音も聞き逃さないという地獄耳の持ち主。その能力を存分に活かすべく風紀委員長を務めている。ビジュアルも名前も雑過ぎる。その仕事ぶりは引くほど徹底しており、寮の廊下を徘徊し、室内で缶詰の音が聞こえれば直ちに没収し(規則で20時以降の食事は厳禁)、謎の液体のなかに放り込んで処分していく。風紀委員というよりもそういう類の妖怪としか思えない。彼女もいつの日かライブをしたりするのだろうか。そのときには中の人的にハイレベルなステージを見せつけてくれるかもしれない。
今回の大きな進展としてメインキャラクターである虹色にの(CV:大地葉)と正式な絡みがあった。第2話で「さんかくっす。あたした!」などといった謎言語を駆使していたので変な子なのかと心配していたが、普通に礼儀正しい子で申し訳ない気持ちになった。はやくプリパラに来て盛り上げてほしいところだ。
また庭師の大神田川ババリオ(CV:三宅健太)は校長の旦那説もあったが兄であることが判明した。こいつもそのうちに何かしらの役割を果たしたりするのだろうか。
空想力がメイキングドラマ作りに活きた
ゆいの無尽蔵の空想は3歳の頃からアイドルになる夢を抱いていたことに起因するのだろう。書き溜めてきたユメカワデザインノートは部屋を埋め尽くすほどの量であり、それによって蓄えられたゆいの「夢」は尽きるところをしらない。そんなゆいのプリパラに対する想いは誰よりも純粋である。ただ今回のメイキングドラマ作りに限ってはその溢れ出る想いに自分自身が翻弄されてしまっているようだ。
材料は十分。必要なのはそのアイデアを結びつける「何か」であった。そしてついに、ゆいは「鳩」「3分間」「三日月」という三つのキーワードを繋ぎにしてメイキングドラマを完成させる。自分で書いていて何を言っているのかがよくわからない。
完成したメイキングドラマは「ゆめかわ!マジカルクロックランド!」。三日月に乗ったゆいが汽車に飛び移り、そのまま鳩時計に突撃。そして本来は鳩が出てくるはずの部分からゆいがビヨーンと出てくる、という奇想天外の内容だった。実にゆいらしいと言える。
次回、第4話「まいどぷり!みれぃやで!」
パパラ宿のプリパラはオープンしたてでアイドルやお店も少なく、寂しい雰囲気に包まれていた。ゆいとらぁらが先頭に立ち、盛り上げようと努力するが道は険しい。そんな中、オオサカ・プのプリパラに所属している神アイドルのみれぃがパパラ宿に遊びに来ることになった。2人は慌てて活気あるプリパラに見せようと、あの手この手を使うが・・・。
エピソード アイドルタイムプリパラ|テレビ東京アニメ公式
みれぃがパパラ宿のプリパラを視察に来るらしい。ストーリーが気になるのはもちろんだが、それ以上にライブの内容が気になって仕方がない。順当に考えれば、らぁらとの「ま~ぶるMake up a-ha-ha!」、大穴で「ぷりっとぱ~ふぇくと」といったところだろうか。いずれにせよ楽しみすぎる。
コメント
記事が丁寧すぎ!プリパラ愛の大きさが伝わってきます!