【感想記】プリパラ 第84話 「ポップ・ステップ・ぷりぷりぷり!」

         

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『プリパラ』感想まとめ

努力は黄金の輝きへと

怪盗ジーニアスの姿でひびきの前に現れたふわり。元からひびきに対して最も歩み寄ろうとしていた様子があったし、過去についても知ってしまったため行動を起こさずにはいられなかったのだろう。ふわりは本当に強くなったと思わずにはいられないシーンだ。

一方のらぁら達はボーカルドールになろうとしているひびきの説得に動くが、当然ながら聞く耳を持つ様子は無し。そこでみれぃは以前に交わした「トップアイドルが生まれたらスプドリ出場権を得られる」という約束を再び持ちかける。シリアスなシーンのはずなのに語尾キャンセラーと化したシオンが気になって集中できない。

地下パラでトップアイドルになるというのはあまり現実的ではないが、それでもみれぃは「301%で駄目なら、今度は55301(ゴーゴーみれぃ)%ぷり!」と至って前向きな様子だ。もうみれぃは自分の努力を疑うことはしないのだろう。

そうして迎えたみれぃのソロライブの日。やることをやってきただけに表情は晴れやかである。「ありがとうぷり。ガァルルもみんなにもありがとうぷり。私は幸せぷり」と笑顔で言うみれぃを見て、セレパラでの挫折経験は彼女を大きく成長させたのだと改めて感じさせる。そうして辿り着いたこのライブの意味はとてつもなく大きい。

みれぃの記念すべきソロライブの曲名は『ぷりっとぱ~ふぇくと』。後にそらみスマイルの楽曲として登場する『トライアングル・スター』と同メロディという異質な曲となっている。

ひびきを撃退するためのネタ曲的な扱いもされているが、個人的にはチームとして発表されるはずの曲がソロとして割り当てられるというのは実は凄いことなのではないかと思っている。また劇中の場面が場面なだけにこの曲を聞くと無条件で涙腺が緩んでしまう。

みれぃがゴールドエアリーを見事に発現させた瞬間は、本人は勿論として視聴者としても報われたような気持ちになるのではないだろうか。黄金の羽根でステージ上空を舞うみれぃは誰よりも輝いて見える。ここまで彼女の懸命な努力を見てきたからこそ、このゴールドエアリーの持つ意味の大きさは計り知れない。このライブはもう何度も見てきたのだが、今でも涙なしには見ることができない。

また客席にいるそふぃとシオンの表情も印象的だ。純粋な努力だけで最高の結果を出したみれぃの姿が二人の目にはどう映っているのだろうか。こうした複雑な感情の描き方が上手いのも『プリパラ』の特徴である。

自分は初見でこの回を見た時に一気に『プリパラ』というアニメに惹き込まれてしまった。それまでは頭のおかしいアニメという印象だったのだが、それがこれほどまでストレートに挫折と努力というテーマを描ききっている事実に心が震えたのである。この作品を追っていきたいと心から思った。そういった経緯もあって現在はプリティシリーズ全てを視聴するようになり、また南みれぃは今でも一番好きなキャラクターだ。この回を視聴しなかったら今の自分は無いわけなので特別な思い入れを持っている。

次回、第85話「逆襲のセレブリティ4」

こちらも神回。



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