【感想記】プリパラ 第84話「ポップ・ステップ・ぷりぷりぷり!」

【感想記】プリパラ 第84話「ポップ・ステップ・ぷりぷりぷり!」 プリパラ

僕の歴史はこの回から始まりました。

テレビアニメ『プリパラ』第84話より先行場面カット到着 | アニメイトタイムズ
【アニメイトタイムズ】 2014年7月より放送中のTVアニメ『プリパラ』。本作は、キッズ向けアーケードゲームと合わせて展開されてきたTVアニメ『プリティーリズム』シリーズを継承した作品となっています。そして、2015年10月より放送時間が、...

場面カットはアニメイトタイムズの記事をご参照ください

55301%の努力

怪盗ジーニアスの姿でひびきの前に現れたふわり。元からひびきに対して常に歩み寄ろうとしていたのは彼女だったし、過去についても知ってしまったため行動を起こさずにはいられなかったのだろう。結果的にひびきには突っぱねられてしまったが、ふわりは本当に強くなったと思わずにはいられないシーンだ。

一方のらぁら達はボーカルドールになろうとしているひびきの説得に動くが当然ながら聞く耳を持つ様子は無し。そこでみれぃは以前に交わした「トップアイドルが生まれたらスプドリ出場権を得られる」という約束を再び持ちかける。シリアスなシーンのはずなのに語尾キャンセラーと化したシオンが気になって集中できない。

地下パラでトップアイドルになるというのはあまり現実的ではないが、それでもみれぃは「301%で駄目なら、今度は55301(ゴーゴーみれぃ)%ぷり!」と至って前向きな様子だ。もうみれぃは自分の努力を疑うことはしないのだろう。そうして迎えたみれぃのソロライブの日。やることをやってきただけに表情は晴れやかである。「ありがとうぷり。ガァルルもみんなにもありがとうぷり。私は幸せぷり」と笑顔で言うみれぃを見て、セレパラでの挫折経験は彼女を大きく成長させたのだと改めて感じさせる。一時はアイドルを引退までするほどに追い詰められたわけだが、それを乗り越えて辿り着いたこのライブの意味はとてつもなく大きい。

努力は黄金の輝きへ

みれぃの記念すべきソロライブの曲名は『ぷりっとぱ~ふぇくと』。後にそらみスマイルの楽曲として登場する『トライアングル・スター』と同メロディという異質な曲となっている。ひびきを撃退するためのネタ曲的な扱いもされているが、チームとして発表されるはずの曲が先行でソロとして割り当てられるというのはシンプルにとんでもないことではないだろうか。また劇中の場面が場面なだけにこの曲を聞くと無条件で涙腺が緩んでしまう。

みれぃがゴールドエアリーを見事に発現させた瞬間は、本人は勿論として視聴者としても報われた気持ちになるのではないだろうか。黄金の羽根でステージ上空を舞うみれぃは誰よりも輝いて見える。ここまで彼女の懸命な努力を見てきたからこそ、このゴールドエアリーの持つ意味の大きさは計り知れない。このライブはもう何度も見てきたのだが今でも涙なしには見ることができない。

また客席にいるそふぃとシオンの表情も印象的だ。純粋な努力だけで最高の結果を出したみれぃの姿が二人の目にはどう映っているのだろうか。こうした複雑な感情の描き方が上手いのが『プリパラ』を最高のアニメ作品だと断言できる所以だ。

自分は初見でこの回を見た時に一気に『プリパラ』というアニメに惹き込まれてしまった。それまでは頭のおかしいアニメという印象だったのだが、それがこれほどまでストレートに挫折と努力というテーマを描ききっている事実に心が震えたのである。この作品を追っていきたいと心から思った。そういった経緯もあって現在はプリティシリーズ全てを視聴するようになり、また南みれぃは今でも一番好きなキャラクターだ。この回を視聴しなかったら今の自分は無いわけなので特別な思い入れを持っている。

次回、第85話「逆襲のセレブリティ4」

スプリングドリームアイドルグランプリが迫るがひびきの天才チームはあと一人が決まらないまま。その候補に名乗りをあげるためにまたまたあのお騒がせ4人組がパラ宿にやって来た!しかしすでに候補者は決まっているとひびきにアッサリあしらわれてしまい…

テレビ東京・あにてれ プリパラ

こちらも神回。

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