腹黒さが五臓六腑に染み渡る。
場面カットはアニメイトタイムズの記事をご参照ください
あらすじ
プリマジスタとしてだけでなく、モデルとしても活躍するひなとみるき。二人の撮影現場へ見学にきたまつりは、ふとしたきっかけでカメラマンの目に留まり、欠席したモデルの代役を務めることになる。ワンチャンをものにするいわゆる”主人公補正”満載のまつりをよく思っていないみるきは、嘘のアドバイスでまつりに恥をかかせようとする。そんな中、「せっかくだからプリマジも撮りたい」とカメラマンから要望が出る。演じるのは1人だけ。みゃむもチムムもそれぞれのパートナーを推す中、みるき自身は名乗りを上げるどころかなぜか辞退するのだった……!
エピソード ワッチャプリマジ!|テレビ東京アニメ公式
そのまま散れお(は~と)
今回は第2話より登場していたもののいまいちスポットが当たっていなかった甘瓜みるきが主役。撮影現場に見学へきたまつりを「パシる」「騙す」「陥れる」とらしさ全開のみるきだったが、そのどれもが裏目に出てしまいかえって活躍の場を与えてしまうことに。ただ初登場時はその予想外の腹黒さに衝撃を受けたが、今回のように損な役回りでも輝ける彼女を見て逆に好感が持てた気がする。今後も彼女の持つ毒が展開を面白くしていきそうな気はする。
みるきのパートナーであるはにたん(CV:小倉唯)は見た目的に癒やし系マスコットなのかと思ったが、実際にはみるきさえも恐れおののく凶暴なキャラクターであることが判明。口は悪いが言っていることは的確なのでパートナーとしてはおそらく優秀なのだろう。みるきの腹黒さの暴走を抑える役割も果たしているのかもしれない。チャックの中身が暴かれるときは来るのだろうか。
そんなみるきも誰がライブをやるかを決めるときにはしおらしい様子を見せる。ライブにあまり自信を持っていないことが彼女のウィークポイントであり可愛げのある部分なのかと思いきや、それすらも自らがライブをやるための計算だった。ここまで来るともはやこいつは無敵ではないかとさえ思えてくる。自身の可愛さをまったく疑わないこの精神力こそが彼女の最大のストロングポイントなのだろう。こういったキャラはどこかで躓いたり挫折したりするのがパターンだが、彼女に限ってはこのまま最後まで突き通してほしい気もする。
そうして策略どおりにライブへと漕ぎ着けたみるき。曲名は『イワナイ』。電波系の曲でも来るかと思いきや、意外にもお洒落かつ切ない感じの曲調となっていた。振り付けも伝統のがに股ダンスなど特徴的なものが多くて見ていて癖になってくる。腹黒さなんてどうでもよくなるぐらいに魅力的なライブだった。
また今回のラストにて心愛れもん(CV:鈴木杏奈)がついに登場。彼女のプリマジ時のゴスロリっぽい見た目が好みなのでライブが非常に楽しみだし、まつり達とどういう絡み方をしていくのか、どういった影響を与えていくのかにも期待したい。
次回、第6話「闇プリマジスタ!?れもん現る!」
まつりとみゃむの前に心愛(ここあ)れもんとそのパートナー・きゃろんが現れる。極度の人見知りであるれもんは、プリマジスタとして登録しているものの、緊張のあまりまだ一度もステージに立てていないという。そんなパートナーを心配したきゃろんは、れもんがプリマジのステージにあがれるよう、新人のまつりに手助けをお願いしに来たのだった。同じプリマジ好きとして協力するまつりたちだが、想像をはるかに超える人見知りに全く打つ手がない。しびれを切らしたみゃむが、なんでこんなのとコンビ組んだんだ?と尋ねると、きゃろんの口から驚きの真実が……!
エピソード ワッチャプリマジ!|テレビ東京アニメ公式
闇プリマジスタとは一体。
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