【感想記】アイドルタイムプリパラ 第38話「ユメリー・メガネマス★」

アイドルタイムプリパラ

本放送日:2017.12.19

謎タイトル

アニメ『アイドルタイムプリパラ』第38話より先行場面カット到着 | アニメイトタイムズ
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土木工事アイドル

パパラ宿初のチーム「マイドリーム」が誕生したことで「時のコーデ」が揃い、ファララは長い時間を起きていられるようになったらしい。しかしそれと入れ替わりにガァララは眠りにつくことになってしまった。眠りにつくのを「怖い」と言いながら拒もうとするガァララの姿に心が痛む。

ファララとしても夢を奪うことは良くないとしながらも、やはりガァララの不遇には心を痛めていた様子だ。この悲しきシステムを打破する方法として、ファララは眠っているあいだに見た夢のことを語る。それは古代プリパラに存在した伝説の3つのメガネの夢であり、そのメガネが発するホログラメーションにはファララとガァララを縛り付けているシステムのヒントが書かれているとのことだ。まさかこの局面における重要アイテムがメガネとは思いもしなかった。

古代プリパラの滅亡と共にメガネは行方知れずとなっているということで、ゆい達は現代プリパラの地面からメガネを掘り当てるという途方もない方法に打って出る。これにより二度とないと思っていた土木工事回の再来となってしまった。おそらく普通のアイドルアニメなら主要キャラクターが一心につるはしを振るシーンなどあり得ないだろう。しかしこの異様な展開に妙な安心感を覚えてしまうのがプリパラの恐ろしいところだ。なおメガネは結局はプリパラミュージアムに展示されていたため、この土木工事は何の意味もなかった。

そのメガネによればプリパラ内にある小島にシステムを解く鍵を握るジュエルが隠されているとのことだったが、地殻変動によりその島は水底に沈んでしまったらしい。地殻変動が起きるあたり、プリパラという空間がどのように構築されているかが今更ながら気になってくるが、いずれにせよこれでガァララを救う方法探しは頓挫してしまった。

ただし伝説のメガネは3種類存在し、今回見つかったのはその内のひとつである。次回以降は残り2つのメガネによって物語が進展していくのだろう。

らぁら復活の意味するもの

ガァララが眠ったことでパックの夢喰いは激化し、ファララは再び眠りにつくことになってしまった。残り少ない時間のなかで、ファララはクリスマスプレゼントとしてらぁらのマイチケのバグを修正(と言っても曲がった箇所を真っ直ぐにするだけだが)。これにてらぁらが完全復活を遂げたのだった。

元の姿のらぁらには安心感を覚えるが、一方でこのタイミングで元に戻ることに違和感があるのも否めない。なんとなくではあるが、物語の終わりに向けて諸々の設定の整理に入りはじめている印象を抱くのである。そうでなかったとしても、らぁらがパパラ宿にいる時間はあまり長くないのではないか。すべてが杞憂であることを願いたい。

次回、第39話「年末!ババ大そうじでっすわ!」

年末ということで大掃除回。メガネについての進展もあるようだ。またグランプリの敗戦以降、傷心中の華園しゅうかについてもひと波乱ありそうに見える。

一年の締めくくりに、アボカド学園では大掃除が行われていた。掃除なら私に任せて、と大神田ファミリーも大集合し生徒たちにハッパをかける。ゆい達も掃除に励んでいたが、その最中古いサングラスを見つける。どうやらこのサングラスがファララとガァララの問題解決の重要なアイテムのようだが・・・

エピソード アイドルタイムプリパラ|テレビ東京アニメ公式

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