【感想記】アイドルタイムプリパラ 第34話「ガァララの森」

アイドルタイムプリパラ

本放送日:2017.11.21

ガァララ、荒ぶる。

アニメ『アイドルタイムプリパラ』第34話より先行場面カット到着 | アニメイトタイムズ
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みちるの夢の在り処

みちるの夢を探すべく、みんなでガァララの塔へ向かうこととなった。しかし夢が戻る可能性に嬉しげだったみちるとは対象的に、ミーチルはやはり乗り気ではなく結局は別行動となってしまう。仕方がないのでにの・ゆい・らぁらの三人で森に足を踏み入れることになった。

しかしガァララが敵襲とも取れるゆい達の行動を黙って眺めているわけもなく、「ガァラプンプン作戦」と称した妨害工作へと打って出る。その内容は木から毛虫を落とすなど女子小学生ならガチで嫌がりそうなものもあったが、夢を取り戻して覚醒したにのの気概と身体能力によって事なきを得た。ガァララが罠を仕掛ける場面は彼女の表情豊かな部分が見られて印象深かった。ガァララは一応は今作におけるラスボス枠のキャラクターだとは思うのだが、回を追うごとに彼女の魅力に取り憑かれてしまっていて困る。

その後、ガァララの仕掛けた落とし穴に落ちるというベタな展開となったゆいとらぁらだったが、「こんな状況でも二人なら安心できる」と互いに日頃の感謝を伝える。らぁらがパパラ宿へ来なければゆいの夢は実現しなかったかもしれないし、またゆいの存在なくしてはらぁらの普及活動も失敗に終わっていただろう。出会うべくして出会い、仲良くなるべくして仲良くなった二人と言えるのかもしれない。

そんな二人を見て思い出したのが今回のガァルルとガァララが遊ぶシーンである。相変わらず仲良さげに遊ぶ二人には癒やされたが、ガァルルがガァララを変えるきっかけとなってほしいとあらためて思わせるシーンだった。ガァルルは以前から夜は独りで寂しいと言っており、ガァララと重なる境遇が多い。ガァルルがガァララの心を埋める存在となり、そしてゆいとらぁらのように互いをリスペクトするような関係性となることを願いたい。

今回はライブ以外ではひさしぶりに大らぁらが登場した。一時的ではあるが大きくなれたのはらぁらが言うように火事場の馬鹿力によるものなのか、もしくはゆいの夢を信じる力によるものなのか。最も慣れ親しんでいるはずのプリパラ形態のらぁらではあるが、ひさしぶりに見たことで妙な安心感を覚えた。

最終的にガァララと対峙することができたが、彼女曰く「みちるは元から夢なんて持っていなかった」という事実がゆい達にも明かされる。視聴者には第30話ですでに明らかにされている内容ではあるが、あらためてこれがどういう意味を持つ言葉なのかが気になるところではある。ミーチルも「みちるの夢は『そんな場所には』無いはず」と何かを知っているような発言をしている。

現状であり得そうなのはミーチルこそがみちるの夢を具現化した存在であり、それが原因で心に夢がない状態になっているという展開だろうか。ちりちゃんのように変貌を見せるアイドルもいるが、みーちるに限って二重人格的になっている理由も明かされる頃合いなのかもしれない。

次回、第35話「未知とのミーチル」

そういうわけで次回はミーチル回。みちるの夢とは何か。それはそもそも存在するのか。そしてその答えは明かされるのか。

ファララを目覚めさせるもう一つの重要な要素、夢。しかし、みちるは夢を思い出せずにいた。このままだとゆいとのチームに加入できないうえに、ファララを助ける力にもなれないとみちるは落ち込む。一方、ミーチルはみちるの夢のヒントを握っているようで・・・

エピソード アイドルタイムプリパラ|テレビ東京アニメ公式

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