【感想記】ワッチャプリマジ! 第14話「熱くあやしく麗しく ~あまねのプリマジ~」

【感想記】ワッチャプリマジ! 第14話「熱くあやしく麗しく ~あまねのプリマジ~」 ワッチャプリマジ!

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TVアニメ『ワッチャプリマジ!』第14話 先行場面カット・あらすじ到着! | アニメイトタイムズ
【アニメイトタイムズ】2021年10月3日(日)からテレビ東京系6局ネットにて好評放送中のTVアニメ『ワッチャプリマジ!』(以下、本作)。そんな本作の第14話「熱くあやしく麗しく ~あまねのプリマジ~」より、先行場面カット・あらすじが到着し...

場面カットはアニメイトタイムズの記事をご参照ください

秘すれば花

来週の合宿を前に参加メンバーで集まっていたところ、そこにぱたの(CV:小原好美)が突如として降り注いでくる。あまねのパートナーであるぱたのは彼女が大変なことになっていることを知らせるために現れたらしい。心配に思った一同はあまねの学校へと潜入調査をすることになった。潜入中は普段はまともなひな先輩までもがギャグ要員と化してしまっており、ツッコミ役不在の恐ろしさを感じた。

あまねに直接話を聞きにいったところ、彼女はいま花屋敷翠子(CV:森なな子)という先輩の送別セレモニーで忙しい身であるらしい。さらにあまね自身も引退を考えているという衝撃の事実が発覚。あまねがプリマジを続けてきたのは唯一自分を対等な存在として扱ってくれた翠子先輩に導かれていたからであり、彼女がいなくなるのであれば続ける理由も無いということらしい。フレフェスのひな先輩やまつりの熱いライブを見て、そのような情熱を持たない自分が合宿に参加するわけにはいかない、という気持ちもありそうではある。

ただそれはあくまでも表向きの理由であり、親交の深いひな先輩だけはあまねの奥底にある本当の感情を見通すことができたようだ。ひな先輩の目からはあまねには未練が残っているのは明らかだった。ひな先輩からの言葉もあり、あまねは自身のプリマジを精算するべくラストライブを行うことになった。この場面の二人の会話はBGMなども相まってドラマチックかつ重厚な雰囲気があり見ていて引き込まれてしまった。

「あのときの気持ち」とは

あまねのライブは作中では今回のために特別に作った新曲という扱いになっている。曲名は『The Seacret Garden』。ひとことで言えば宝塚である。予想はできていたがここまでド直球で来るとは思わなかった。凛々しくて麗しい、期待通りのライブである。

そんなあまねだがライブに受け取った翠子先輩からの手紙を読み、一転してプリマジを続けることを決めたようだ。手紙のなかには「あのときの気持ちを忘れないで。初めて会った、あのときの……」と綴られていた。ここで示されている「あのときの気持ち」とはいったいどういうものなのだろうか。あまねは翠子先輩といるときだけは二人で同じ方向を見ていられるというようなことを言っていた。憶測の域は出ないが、プリマジを始めたときにひたすら前だけを見て邁進していた頃のワクワクやドキドキといった気持ちのことを指し示しているのではないだろうか。口では枯れたようなことを言ってはいるものの、翠子先輩はあまねの心に眠るプリマジの情熱を見抜き、それを絶やしてほしくないと願っていたのだろう。あまねのプリマジイリュージョンには体を緑の茨から解き放つ場面があるが、これは明らかに翠子先輩との別離を意味している。これまでは先輩に望まれていることを最大の理由としてプリマジをやってきたわけだが、今後のあまねは自分のためにプリマジをやっていくのだろう。

今回も最後までクールな表情を崩さなかったあまねだが、今後の展開次第では彼女の中に眠る情熱の炎が燃え上がるような場面も訪れるのだろうか。秘するが花もいいが、個人的にはその熱情を秘せずに本気マジになる彼女を見てみたいところだ。

次回、第15話「もうやめだ!合宿なんてやってられない!」

ついに始まった強化合宿!しかし、待っていたのはひなびた旅館と、コーチを名乗る犬のひゅーいだった!?しかも、合宿風景は四六時中中継され、身の回りの家事も自分たちでやらなくてはならない、かなり過酷な環境!それでもプリマジがうまくなるのならとトレーニングに励む5人だが、すぐに別行動を取り始めるひな・あまねに、勝手すぎると怒るみるき。共同生活どころか、大げんかになりそうなその時、止めに入ったのは、まさかのれもん!?「この合宿に意味がないはずがない。私がそれを証明します!」そう言い放つと、プリマジのステージに向かうのだった。

エピソード ワッチャプリマジ!|テレビ東京アニメ公式

神回の予感しかない。ひさしぶりにれもんのライブも見られそうで楽しみだ。

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