【感想記】キラッとプリ☆チャン 第1話「キラッとプリ☆チャンやってみた!」

【感想記】キラッとプリ☆チャン 第1話「キラッとプリ☆チャンやってみた!」 キラッとプリ☆チャン

本放送日:2018年4月8日

『キラッとプリ☆チャン』アニメ第1話あらすじ&先行カット公開 | アニメイトタイムズ
【アニメイトタイムズ】2020年にシリーズ10周年を迎える「プリティー」シリーズの新作アニメーション『キラッとプリ☆チャン』。このたび、4月8日(日)午前10:00~放送となる第1話「キラッとプリ☆チャンやってみた!」のあらすじと先行場面カ...

場面カットはアニメイトタイムズの記事をご参照ください

キラッとスタート

今作に登場する「プリ☆チャン」とは誰でも動画配信でアイドルになれる世界的なサービスである。これまでの「アイドル」という部分は残しながら、昨今で人気の動画配信サービスの要素を取り入れたのが今作のコンセプトだと言えるだろう。

主人公の桃山みらい(CV:林鼓子)もプリ☆チャンに胸をときめかせる中学1年生の女の子だが、自己主張は得意ではないためデビューする気などはない様子。そんな彼女とは対照的に、親友の萌黄えも(CV:久保田未夢)はチア部に所属しているなど活発なスポーツ少女だ。二人はクラスメートの青葉りんか(CV:厚木那奈美)からプリ☆チャンについて教えてもらったことをきっかけに、段々とその興味を強めていく。

みらい達の学校には人気アイドル・赤城あんな(CV:芹澤優)とそのフォロー役の緑川さら(CV:若井友希)も在籍しているが、えもがあんなに張り合って「あたしだってプリ☆チャンデビューすればあんたなんて目じゃないんだから!」と言ってしまったことが原因となり、みらいはそれに巻き込まれてアイドルとしてデビューすることになってしまった。しかし初めての配信を開始直前に控えたところで、えもは極度の緊張から泣き出してしまい、デビューを躊躇してしまう。そんな彼女を奮い立たせたのがみらいの「やってみなくちゃわからない」という言葉だった。どうやらえもはあまり考えずに行動が先走ってしまうタイプのようだが、肝心な場面での度胸はみらいのほうが持ち合わせているようである。再び元気を取り戻したえもは、みらいと共にプリ☆チャンのステージへと立つ。

記念すべき初ライブ曲は「レディー・アクション!」。幼馴染の二人が幼少期から練習していた思い出の曲とのことだ。新しいことへ挑戦するときのドキドキやワクワクと言った感情が歌詞に詰め込まれており、最初を飾るにふさわしい曲に感じる。とりあえず本編からライブという流れは今作でも健在ということで一安心だ。

初ライブを終えた達成感に浸るみらいとえもは、帰路につきながら今後どのような番組を作るかを楽しげに語り合うのだった。そんなところで第1話は終了となった。

テーマは「自分発信」

第1話で繰り返し使われていた言葉に「やってみなくちゃわからない」というものがあった。緊張に押しつぶされそうだったえもを救ったのもこの言葉である。『キラッとプリ☆チャン』のテーマは「自分発信」だ。迷ったらとりあえず行動するという主義が、今後の彼女たち成長を握るカギとなっていくのだろう。また対照的な性格をしているみらいとえもがどのようにプリ☆チャンと向き合っていくかにも注目していきたいところだ。

それ以外の点では、個人的には「チョコレートにサインをもらおうとする」「お姉さんがいなくなった後もキラキラが残っている」などのシュールギャグ要素が散見されたのも評価が高い。やはりプリパラの後継なので多少はぶっ飛んだシーンを期待していたが、その点に関しては安心していいのかもしれない。

次回、第2話「フラワーショップでプリ☆チャンやってみた!」

次回はさっそく外配信となるようだ。こうして考えると配信という媒体は場所を選ばないので、意外とストーリーに幅を持たせられるのかもしれない。今回ではあまり目立たなかったりんかも本格的に関わってくるようなので楽しみだ。

ライブ配信で、無事にプリ☆チャンデビューを飾ったみらいとえも。かけ出しアイドルとして意気込む二人は、お客が入らないフラワーショップを盛り上げようと、「やってみたバラエティ」に初挑戦。慣れない取材と撮影で、さっぱり上手くいかない二人の元に意外な助っ人が...

エピソード キラッとプリ☆チャン|テレビ東京アニメ公式

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