【感想記】プリパラ 第136話「3年目のテッパン」

【感想記】プリパラ 第136話「3年目のテッパン」 プリパラ
TVアニメ『プリパラ』第136話より先行場面カット到着 | アニメイトタイムズ
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ライバルだけどトモダチ

決戦前日ではあるものの、らぁら達はいつもと変わらぬ日常を送っていた。「神アイドルになる」というのはこれまでの集大成でもあるわけだが、それにもかかわらずそれぞれの表情に不安や緊張といったものが見られないのは、ライバルでもあり友達でもあるという理想的な関係性が両者の間にあるからなのだろう。

休養日となったらぁらは修行から帰ってきたドロシーと遭遇する。本来なら気まずくなったり牽制しあったりしそうなものだが、らぁらは自然に「どうだったの? 修行」と聞いていくし、ドロシーも手の内を隠したりせず普通に返答するなど開けっぴろげだ。このふたりは年齢が離れているのに同級生のように会話していて癒される。

またそれと同時刻にみれぃはシオンと、そふぃはレオナと、それぞれのカップリングで決戦前日の時間を過ごしていた。みれぃとシオンは相変わらず熟年夫婦のようである。そふぃとレオナはひさしぶりに「このやろう」「ぶんなぐるぞー」が繰り広げられるなど、優しい時間が流れていた。

それだけにとどまらず、両チームはお好み焼きパーティを行うことに。それぞれが自然とこれまでの思い出を語り合うが、それは同時にそらみスマイルとドレッシングパフェの間にある歴史の濃密さを意味するように感じる。

翌日に対戦するチーム同士が同じ食卓を囲むというのは改めて考えてみても異例なことに思えるが、彼女たちにとってはそんなことはむしろ当たり前のことなのかもしれない。ライバルでありながらいつも一緒にいること。それがそらみスマイルとドレッシングパフェにとっての自然なのだろう。

その後、らぁらの提案で「そらみドレッシング」としてひさしぶりにライブも行うことになった。思えばそらみドレッシングの結成がこの両チームの関係性の転換点になったような気がする。それまではパラダイスコーデを巡って争うなど敵同士という構図が強かったが、これをきっかけに今のような関係へと変化していった印象だ。

とはいえ、いつまでも和気藹々としているわけにもいかない。ライブ後、互いに背を向けて歩きだす両チームの表情は凛々しいものに変化していた。こういったメリハリを付けられるというのも彼女たちの関係性が現れていて素晴らしいものに思う。それと同時にいよいよ決戦を迎えるという緊張感が自分の中でも高まってきた。

次回、第137話「決戦!神アイドル」

世界中に見守られつつ、神アイドルグランプリファイナルの決勝戦が始まった。そらみスマイルとドレッシングパフェ両チームともとっておきの楽曲とメイキングドラマを用意し、コンディションを万全にして戦いに臨む。ライバル対決を制し神ワンピースを解放するのはどのチームか。そしてついに神アイドル誕生となるか!?

テレビ東京・あにてれ プリパラ

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