場面カットはアニメイトタイムズの記事をご参照ください
み~んなトモダチ!み~んなアイドル!
ついにルルナ&ソルルと対峙したみらい達。なんとかルルナを説得したいところだが、逆に「失敗のない世界の何が不満なのか」と問い詰められてしまう。「イブと引き裂かれたのもあなた達のせいだ」と八つ当たり気味に激昂するルルナだったが、そこから一転して突如としてライブを開始。切り替えが早すぎる。
前回からもわかるようにルルナとソルルのライブには特別な力があるらしく、キャッスルコーデの力は失われ、さらにキラッCHUも再び囚われの身になってしまう。ルルナの心無い言葉もあって落ち込むキラッCHUだったが、みらい達から「失敗を乗り越えて成長すること」「失敗を楽しむこと」を教えられたことで再び元気を取り戻す。「やってみなくちゃわからない」という言葉の中には失敗を許容して前に進む精神が内包されているように思う。そのことをプリ☆チャンを通して学んできた三人だからこそ、この場面でその大切さをキラッCHUに教えることができたのかもしれない。
「わからなかったらやってみよう」の気持ちを胸に反撃のライブをするキラッツ達。それによりキャッスルコーデも再び輝きを取り戻し、キラッCHUも元の姿に戻ることができた。さらにステージには三人と一緒にライブをするキラッCHUの姿があった。マスコットはアイドルのサポートだけが役割ではなく、一緒のステージに立つ友達にだってなることができる。これがキラッツの答えであり、ルルナに見せたかった光景なのだろう。
プリ☆チャンの持つ優しさ
自身のマスコットの認識が崩れたことに動揺するルルナ。そんなルルナに手を差し伸べたのはソルルだった。ソルルは最初からルルナにアイドルとマスコットの正しい関係性を理解させるため、敢えてルルナ側についたようだ。ソルルはルルナと一心同体的だからこそ彼女を完全に突き放すことができず、結果的に今回のような対処法になったのかもしれない。一時はアリスやイブの敵になろうともルルナを救いたかったのだろう。
犯してしまった過ちの大きさに気がつき己を強く責めるルルナ。しかしここにはそれを責める人は誰もいない。プリ☆チャンとは失敗や間違いをプラスに変えられる特別な場所だからである。イブとアリスは「間違ったならやりなおせばいい」とルルナを迎え入れ、それを眺めるソルルは嬉しそうに笑っていた。確かにルルナは間違いを犯したが、結果的にそれはプリ☆チャンを取り巻く世界が持つ暖かさを再認識するきっかけになったように思う。
そんな感じで原点回帰的に『キラッとプリ☆チャン』の持つエッセンスを感じられる良い回だと思っていたら、ソルル曰く地球にまた別の驚異が迫っていて色々とヤバいことになっているらしい。まだ一波乱あるのか……。
次回、第152話「みんな集まれ! 未来のプリ☆チャン守るッチュ!」
プリ☆チャンは元に戻ったが、そこでソルルから明かされたのはプリ☆チャンの真の危機、宇宙からやってくるバグホールの存在だった。バグホールに飲み込まれれば、バーチャルもリアルもプリ☆チャンの未来も全てなくなってしまう。それを防ぐ為にソルルは行動していたのだ。真実を明かした後、ソルルとルルナは宇宙へ向かいバグホールに立ち向かうが、予想を超えたバグホールに太刀打ち出来ず、追い込まれてしまう。みらいたち、プリ☆チャンアイドルは彼らと、自分達の未来の為に立ち上がる。
エピソード キラッとプリ☆チャン|テレビ東京アニメ公式
また隕石かと思ったが、公式サイトを見ると「バグホール」というバーチャルとリアルの双方を滅ぼす物質が地球に迫っているらしい。もう終わりだあ!
コメント