【感想記】プリティーオールフレンズセレクション #05「半歩の勇気!」

【感想記】プリティーオールフレンズセレクション #05「半歩の勇気!」 プリティーオールフレンズセレクション

『キラッとプリ☆チャン』第77話からの放送。

【感想記】キラッとプリ☆チャン 第77話「ナゾのアイドル ついにデビュー! だもん!」
【感想記】キラッとプリ☆チャン 第77話「ナゾのアイドル ついにデビュー! だもん!」
『キラッとプリ☆チャン』感想記事一覧 場面カットはアニメイトタイムズの記事をご参照ください その言葉が聞きたかった 前回で虹ノ咲さんのデビューが示唆されたが、さっそくそれが実現しようとしていた。キラ宿では既にだいあが謎のアイドルデビューの報...

ディアマイフューチャーが来ると見せかけて、まさかの虹ノ咲回。セレクションの選考基準がいよいよわからなくなってきたが、ここまで共通しているのはすべてがデビューを描いた回ということだろうか(第1話ばかりなので当たり前ではあるが)。『ワッチャプリマジ!』へのバトンを繋ぐという意味合いもこのセレクションにはありそうなので、デビューのときの新鮮な気持ちを感じ取れる場面を重視しているのかもしれない。

夢を咲かせられるプリ☆チャン

さて今回は虹ノ咲さんが押し殺してきたプリ☆チャンデビューという夢へと踏み出す回である。テーマとなっている「半歩の勇気」とはデビューしたいけど勇気がでない虹ノ咲さんに対し、だいあが発した「じゃあまず一歩…ううん、半歩だけ踏み出そう」という優しい言葉が由来となっている。半歩でも二人ならそれを合わせて一歩になるという意味が込められているのだろう。

こうして振り返ってみると、普通の女の子のデビューまでを長い期間を使って描いていることを新鮮に感じる。シリーズの主人公は第1話でのデビューをある意味では宿命付けられているわけで、そこには多少の葛藤などはあるものの流れは基本的にスムーズである。それもあってか虹ノ咲さんが幼少期からデビューに至るまでの長い時間の中で抱えてきた諸々の感情は非常に人間味に溢れているように思える。「デビューはしたいけれど、怖くて前に進めない」というのは優柔不断にも映るが、現実でもそういったジレンマを拭うのは簡単なことではない。むしろそういった相対する感情を抱えながら生きるのが当たり前だ。そんな普通の悩みを持った女の子が勇気を出して一歩を踏み出そうとする姿は、このアニメを見る普通の女の子や普通の大きなお友達には共感できる部分がきっとあり、勇気づけられる部分も多いのではないだろうか。セレクションとして選ばれたのはそういった点がシリーズにおいても特殊だったからなのかもしれない。

次回、#06「未来はわたしのためにある!」

虹ノ咲さんの台詞かと思いましたが、そうではなく今度こそディアマイフューチャーのようです。

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