【感想記】アイドルランドプリパラ #00 「アイドルランド始めちゃいました!」

【感想記】アイドルランドプリパラ #00 「アイドルランド始めちゃいました!」アイドルランドプリパラ

先行公開の際に書いた“ネタバレなし版”は以下をご覧ください。

様式美と新鮮さのハーモニー ──『アイドルランドプリパラ』#0「アイドルランド始めちゃいました!」 感想(ネタバレなし)
様式美と新鮮さのハーモニー ──『アイドルランドプリパラ』#0「アイドルランド始めちゃいました!」 感想(ネタバレなし)
【追記:2022/03/08】“ネタバレあり版”を書きました。例によってネタバレを避けつつ述べていきたいと思います。前回の感想は以下から御覧ください。森脇マジック前回の第1話...

本編映像

森脇監督の狙いとは

全体的に異様な雰囲気を醸し出していた前回と比較して、今回は実家のような安心感に浸ることができた。らぁらの恒例の小学六年生アピールに始まり、そらみとドレシのいつもの掛け合いやあじみの語尾に卒倒するまほちゃんなど、そこにあるのは様式美のオンパレードである。第1話を視聴した際には“これまでとは一味違うプリパラ”に心を踊らされたわけだが、一方でその大人向けの内容に戸惑う視聴者も中には存在したかもしれない。しかし第0話の最序盤に描かれた日常風景は、この作品が紛れもなく『プリパラ』と『アイドルタイムプリパラ』の延長線上にある世界であることを認識させてくれる。

しかしそんな平穏な時間も束の間に、事態は穏やかではない方向へ向かっていく。「アイドルランド」がいかにして生まれたのか、そしてゆいがなぜ眠ってしまったのか、といった第1話では解明されなかった謎に迫っていくからである。先行公開のコメンタリーでも述べられていたが、第1話から第0話という逆行した順番で公開されたのは森脇監督の強い希望があったからとのことだ。その思惑を完全に見通すことは不可能だろうが、個人的にはこういった順番で視聴することで第1話で謎だった部分が解明されていくカタルシスを得られる効果はあるように感じた。また「プリパラ」のスタートはやはり“アイドルのデビュー”が相応しいというのもある気はする。第0話は確かにこの作品のベースとなる部分には違いないが、一方で世界観の解説に終止してしまっているのも否めない。「プリパラは好き? なら大丈夫!」というやり取りから作品をスタートさせたいという想いが監督の中にあったら納得しかないが、憶測でしか無いので見当違いだったら謝るしかない。

また個人的にはパラ宿とパパラ宿のアイドル達が一同に介している光景が非常に尊いものに見えて胸が熱くなってしまった。『アイドルタイムプリパラ』でも全く絡みが無かったわけではないが、やはりそれは一時的なものでしかなかった。今作ではこれまでには見たくても見られなかったキャラクター達の横の繋がりにも注目していきたいと思う。

OPEN DREAM LAND

今回の注目ポイントとしては、作中でそらみスマイルの新曲発表があったことだろう。2016年以来だと思われるので約6年ぶりとなる。実写ライブでも繰り返し「新曲がほしい」と声優の方々が嘆いているのを耳にしてきたので、自分としても非常に感慨深い。

曲名は「OPEN DREAM LAND!」。オープニングテーマであり、また第1話のEDでもCGが流れてはいたが、メイキングドラマも含めての視聴は今回が初となる。本編では「アイドルランド」のオープン記念として披露されるはずの楽曲だったが、そこから一転してプリパラの命運を握るライブになってしまった。

前回のあまりちゃんのライブでも思ったが、やはりCG技術の進化を感じさせる。三人それぞれが独立した生物のように動いており躍動感が凄まじい。またメイキングドラマでは「アイドルランド」のシステムになぞらえて新しい世界へ飛び込む三人が描かれている。「神アイドル」という頂点を極めたそらみスマイルにもまだ見ぬ世界が存在することを少し嬉しく思った。

次回、#02 「あまりにもプロミス!」

しゅうかやゆいのことなどにも触れたかったのだが、書きたいことが多すぎてまとまらないので次回に持ち越したいと思う。

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