【感想記】ドレッシングパフェ初単独ライブ「Dressing Ready Show!!」【ライブレポ】

【感想記】ドレッシングパフェ初単独ライブ「Dressing Ready Show!!」【ライブレポ】 CD・ライブ

配信ライブにて昼夜通しで参加しました。この記事では印象に残った部分だけをまとめるので、ライブの詳細やセットリストなどは公式レポートをご参照ください。

エイベックス、TVアニメ『プリパラ』よりドレッシングパフェ初単独ライブ「Dressing Ready Show!!」を開催! 公式レポートをお届け! | gamebiz
エイベックス・ピクチャーズは、この日(4月2日)、TVアニメ『プリパラ』シリーズに登場するアイドルチームDressingPafé(ドレッシングパフェ)による初単独ライブイベント『DressingPaféスペシャルイベント「Dressing ...

想像をはるかに超える新曲の多さ

新曲の発表は誰しもが期待していただろう。しかし計4曲も披露されるとは誰も思わなかったのではないだろうか。自分も多くて2曲ぐらいだと予想していたので良い意味で期待が裏切られた。満足感が凄まじかった。

セットリストの内、新曲は

  • Call the Dressing!!!
  • Stay Tuned
  • My Way Star
  • Breaking Bloom!!!

の4曲。

Call the Dressing!!!」はサビの振り付けを観客と共に行えるようになっており、コロナ禍でも一緒に盛り上がれるように考慮された曲となっている。「コールあり」の別バージョンも存在するとのこと。いつしか声出し可で披露されることになれば間違いなく盛り上がる曲に思う。

Stay Tuned」はドレシ史上ではもちろん、シリーズでも珍しいガチのバラード曲となっている。この曲の前にカオス寸劇が展開されたこともあり温度差が尋常じゃなかった。

My Way Star」はドロシーセンターの楽曲となっており、『アイドルランドプリパラ』#4の劇中歌と予想される。考えてみればここまでのアドパラにおいてドレシはあまり目立っていないので、彼女達が主役の回が訪れるのは楽しみだ。

Breaking Bloom!!!」はドレシらしいロックミュージックとなっているが、これまでにない激しい曲調は新鮮だった。

それぞれがまったく異なる曲調であり、それでいてドレッシングパフェの魅力がたっぷり詰まっている。こうなると次はやはり単独アルバムを大いに期待したいところだ。

筐体曲から感じるドレシの歴史

また新曲とは違うものの、筐体曲である「ガムシャランホイ」「放課後ハートフルダッシュ」も初披露された。自身は筐体未プレイではあるものの、かつて「プリパズ」にドハマリしていた時期があったのでこの二曲は馴染み深い。特に「ガムシャランホイ」はライブであらためて聞くと「こんなにカッコいい曲だったのか」と驚かされた。

この二曲は2014年11月に発表された曲であり、ライブとして公開されるまでに8年近い開きがあったことになる。そして当たり前のことだがドレッシングパフェというチームもその頃からすでに存在していたわけである。そんな歴史あるチームが2022年に初の単独ライブを実現し、当時の曲を初披露するというのは冷静に考えるととんでもないことではないだろうか。『プリパラ』という作品の持つパワーや、ドレッシングパフェというチームの魅力が成せたことなのだろうが、改めて途方もない奇跡に感じてしまう。

狂気の寸劇

そんな新しいことだらけの楽曲の中、三人による朗読劇や即興劇なども行われるなど充実の内容となっていた。朗読劇はその後の筐体曲へと繋がる内容になっているものの、やはりそこは『プリパラ』ということでカオス度合い高めの仕上がりとなっていた。そして特にそれを感じさせた昼の部の脚本はやはりあの人だった。

しかしその後の即興劇「プロードウェイ作品を撮影せよ!」に比べれば、台本があるだけ朗読劇は今思えば可愛げがあったかもしれない。昼の部では「プリずきん」、夜の部では「プリ太郎」が即興で演じられることになり、当然ながらステージはカオスの温床と化してしまっていた。ちなみにライブBlu-rayは夜の部が収録されるとのことだが、特典として昼の部の即興劇も収録されるらしい。買うっきゃない。

安心と信頼の三人

今回のライブはチケットが一瞬で完売になるほどの大盛況だったらしい。エイベックスのお偉いさんも驚くほどだったようだ。

個人的に思うのは、それはドレッシングパフェの人気も当然あるが、それと同じぐらいにこれまでのライブで高いパフォーマンスを見せ続けてくれたこの三人だからという信頼感もあるのではないかと思っている。ドレシの単独ライブが決定した際、自分がまず抱いたのは「ドレシのライブだから見たい」というよりも、山北早紀・若井友希・澁谷梓希の三人であれば安心して見られるし、絶対に面白いライブになるという確信だった。他の誰でもなく、この三人でなければ駄目だったのである。

とにかく満足感が非常に高いライブだった。アプリの延期が発表されて気落ち気味だったが、それを吹き飛ばしてくれるような活力あふれるライブだったように思う。冗談抜きで追加公演をやってほしいと思うばかり。お疲れ様でした。

コメント

タイトルとURLをコピーしました