『プリティーリズム』三部作をすべて視聴した記念に購入してみた。10枚組ということで重箱のような様相をしているかと思ったが、意外とコンパクトにまとまっている。Disc1~5までは各シリーズのBGM、Disc6~8まではボーカル楽曲、Disc9~10はエクストラトラックという構成。
まず全体の感想としては常々言ってることだが、作中では一部しか聞けなかった楽曲のすべてを聞けるというのはそれだけでもファンとしては感慨深いものがある。また楽曲も基本的に作中での登場順に並んでいるので作品に想いを馳せるのにも向いている。「せれのん」が台頭してきたあたりで対抗策として「MARs」が結成されたことも見て取れるし、「Prizmmy☆」と「PURETTY」の混合チームが登場してきてから『ディアマイフューチャー』が盛り上がってきたことを思い出したりするわけだ。当然ながらそれらは個々の楽曲が単体で聞くに耐えられるだけの完成度を持っているからこそなのは言うまでもない。それらを高音質で聞けることがなんだかんだで最大の魅力だろう。
個人的には『オーロラドリーム』のボーカル曲を重点的に聞いていきたいところ。というのも自分はこの作品をかなり急ぎ足で視聴したのでそれぞれの曲の印象がかなり希薄だ。CDで曲を聞きつつ、気になったらそれが登場する回を視聴したりという贅沢な時間の使い方をしていきたい。
また付属のブックレットには歌詞が書いてあると思いきや全く歌詞など載っておらず、制作陣の各楽曲およびシリーズに対する感想が書き連ねられていた。歌詞を見ながら曲を聞くのも一興ではあるが、どちらが貴重かと言えばやはり現場の生の言葉である。歌詞はネットで調べればいいので、制作陣の熱い言葉に耳を傾けていきたい。
コメント
いっちばーんではなく敢えて気度愛ラックをチョイスするところに趣きを感じる