【感想記】プリパラ 第131話「天国と地獄?決戦前夜!」

プリパラ

TVアニメ『プリパラ』第131話より先行場面カット到着 | アニメイトタイムズ
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想い渦巻く抽選会

神アイドルグランプリを明日に控え、トーナメントの組み合わせを決める抽選会が開かれることとなった。それに伴って正式なルールも発表されたのだが、「トーナメント優勝者=神アイドルではない」という第3のルールが発表されたことで穏やかな空気が一変する。神アイドルになるにはライブの力でダイヤの石像を破壊し、その中に隠されたコーデを解放しなければならない。これまでは誰かしらが神アイドルとなってジュリィを助ければいいと楽観視していたところがあったが、それすらままならない可能性が浮上したことに一同は動揺を隠せない様子だ。

ただ例によってそんな空気を変えたのはらぁらの激励の言葉だった。前回も言ったことだが、誰よりもプレッシャーを背負っているのはらぁらのはずなのに、彼女からはそんな様子はまったく見られない。物語も終盤なわけだが、初期の頃と比較して頼もしい存在になったとしみじみと思う。

抽選本番は各チームの想いが交差する様相となっていった。まず発表されたトーナメント表はこのようになっている。当然ながら対戦数の少ない赤ブロックが有利だ。

そして引いていく順番は伝統により各チームの体重順ということになっているらしい。これにより順番は以下のようになった。うっちゃりが一番なのは当然だが、一方でそらみスマイルが意外と重かったり、ドレシが意外と軽かったりと、データとしてこの順番は色々と面白い気はする。

  1. うっちゃりビッグバンズ
  2. そらみスマイル
  3. ガァルマゲドン
  4. ノンシュガー
  5. トリコロール
  6. ドレッシングパフェ

最初にくじを引いたのはうっちゃりビッグバンズ。結果は青ブロックの③となった。どうやら他のチームには「キャラの濃すぎるこいつらとは戦いたくない」という共通認識があるらしく、④だけは絶対に避けたいようだ。特にひびきの場合はそれが顕著であり、映画の撮影を放棄して急遽会場に乗り込んでくる始末である。なおその努力も空しくうっちゃりビッグバンズの相手はトリコロールに決まった。

次にそらみスマイルが⑤となった。そらみと戦いたいという意欲をひときわ見せたのがノンシュガーだった。のんはもちろんだが、ちりちゃんもらぁらと戦いたいと考えているらしい。やはり今でも内心ではらぁらに対するリスペクトがあるようだ。その想いの強さもあってか、そらみスマイルの相手である⑥を引き当てたのはノンシュガーとなった。

そうして最終的なトーナメント表はこのようになった。

番号順のため、初戦はドレッシングパフェとガァルマゲドンの対決となった。あらためて考えてみるとこの両チームの絡みは意外と少ない気もする。今回に関してはドロシーとガァルルの絡みは強調されていたものの、それ以外の面々やチーム全体としての関わりは未知数だ。この両チームが化学反応を起こすことを期待したい。

前回はシリアスな内容だったが、今回はそれを過度に引きずらず、適度にカオスなプリパラらしい空気感となっていて安心した。今後もシリアスは避けられないだろうが、かといってそれが過度になってしまえばプリパラらしさが失われることにもなってしまう。その両方のバランスを維持しつつ展開されていくこととなってほしい。

次回、第132話「ロッキン・ガァジラ大決戦」

神アイドルグランプリファイナルの戦いの幕が切って落とされた!1回戦を飾るのはドレッシングパフェとガァルマゲドン。早速、ドレシを攻略しようと元気いっぱいのイタズラを仕掛けるガァルマゲに、ドレシはペースを乱されっぱなし。さらにガァルマゲは強力な味方を携え、ドレシに果敢に攻め込む!

テレビ東京・あにてれ プリパラ

さっそくガァルマゲドンが盤外戦術を仕掛けるようだ。すべてを決する神アイドルグランプリなのだから、この際なにが起こってもいい気はする。それぞれのチームの全てを出し尽くして欲しい。

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