屈指のカオス回。
場面カットはアニメイトタイムズの記事をご参照ください
ぷりのままで
ファルルとの決戦へ向けての対策を練るうちに、みれぃは「ありのままで」いることが大切なのではないかと思い立った。自分だけが作り上げたキャラクターでアイドルをやっていることに今更ながら疑問を抱いたらしい。そのために最大の特徴である語尾の「ぷり」を捨てることを決意。頭が良いはずなのだが相変わらずどこかズレている。
しかしそれによってみれぃは様子がおかしくなってしまう。語尾が「デュフ」になってしまったり校則を忘れてしまったり、挙げ句の果てにはマイチケとマイタケを間違えてしまうという屈指の迷場面を生み出してしまう。「ぷり」をやめただけでひとりの人間がここまで壊れるとは誰が予想できただろうか。
雨宮によれば「みれぃ」は確かに最初は作り上げたキャラクターだったかもしれないが、もはや「南みれぃ」と一心同体の存在となっているらしい。それなのに無理やり閉じ込めようとしてしまったので心のバランスを崩してしまったとのこと。わけのわからない理論ではあるが、みれぃオタクの雨宮が言うと妙に説得力があるのが腹が立つ。それと余談だがパプリカ学園の校則第一条が「生徒は自分に自信を持たなければならない」というのは凄く素敵だと思った。
雨宮がみれぃに送った「ぷりのままで」に呼応し、全校生徒で「ぷりのままで」の大合唱。みれぃは考えを改めて、これからも「ぷりのままで」いることにした。今更ながら「ぷりのままで」ってなんだ。
ここまででわかるようにプリパラでも指折りのカオス回ではあるのだが、一方で作り上げた自分自身とみれぃが向き合うという意義を持つ回でもあったと思う。
次回、第33話「らぁらのこと、おしえて」
誰よりも正確に、誰よりも速くサインを書けるファルルと、不器用なサイン1つに時間をかけてしまうらぁら。それでも、らぁらはいつもファンに囲まれていた。それを不思議に思ったファルルは、らぁらにアイドルになった訳を聞く。らぁらは、自分がアイドルを始めた時の事を楽しげに話し始めて…。
テレビ東京・あにてれ プリパラ
ファルルに転機が訪れる。
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