インド映画『きっと、うまくいく』感想

映画

何年も前から気になっていた映画だったのでアマプラで視聴してみた。上映時間が三時間近くあって少し尻込みしてしまったのだが、開始30分ぐらいで「最後まで見ないといけない」という使命感のようなものに襲われて最後まで一気に見てしまった。結論から言えば全人類に見てほしいと思えるような映画だ。

劇中で起きる出来事や登場人物の言葉のひとつひとつに猛烈に心が震わされてしまい、コメディ映画を見ているのに途中から涙が止まらなくなってしまった。特にランチョーを見ていると自分も知らず知らずのうちに規則や常識という言葉に囚われていやしないかと考えてしまう。

自分の持つインド映画のイメージはこれだったのだが、確かにこの映画も途中でミュージカルシーンが挿入される。ただそれに対して思ったよりも違和感を抱かなかった。それは挿入のタイミングの巧妙さやミュージカル自体の見応えがあるからなのかもしれない。実物を見たら異物感が強いのかと当初は思っていたのだが、むしろ映画を盛り上げるために不可欠な要素という印象を持った。

こういう映画をたくさん見る人生にしていきたいと思った。

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コメント

  1. 匿名 より:

    自分もこの映画でインド映画のイメージ変わったし、見終わった後色んな人に勧めたのを思い出しました!
    これが好きなら同じアーミル・カーン主演の「PK」も間違いなくハマると思いますよ。
    サッカーは関係無いのと、今はアマプラじゃないかもしれませんが。