【天鳳】守備力は意識から

天鳳・麻雀

放銃率が上がり気味なので守備力向上を目指すことにした。本を読んだり動画を見たりしたのだが、共通して語られているのは「自分の手牌の価値によって押し引きを見極める」ということである。良形や高打点の手であれば押し気味に、愚形や低打点の手なら引き気味に打つ。書いてみると当たり前のことなのだが、最近の自分はどのような手でも聴牌を目指して打ち、そのせいで終盤に放銃というパターンが多かった気がする。

そういうわけで最近は配牌と捨牌の二段目で手牌のイケてる感を確認するようにしている。これはZERO氏の『ゼロ秒思考の麻雀』に書かれている「定点チェック」という方法を参考にした。やることは簡単で特定の段階で手牌を見たときに、イケてる手牌ならブクブクに構える、イケてない手牌ならスリムに構えて安全牌を持つというだけである。

この方法を実践してみて感じる最大のメリットは手牌への未練を断ち切りやすいということだ。漠然と手を進行していると他家の立直や仕掛けが入ったときにも未練がましく押してしまい、結果的に放銃するということが起こりやすい。しかしあらかじめ自身の手牌がイケてないとわかっていればスパッとオリることができる。ベタオリに必要なのは安全牌より何よりも諦める気持ちなのだと再認識できた。

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