先月末にも言ったように、3月の目標は六段で特上卓を戦い抜くというものだった。そしてあと10日というところでその目標は儚くも散った。
投稿こそしなかったものの、数日前に「降段してもいいや思考」についての記事を書きかけていた。これは降段を恐れすぎると縮こまって悪い結果になるので、降段してもいいと開き直って打ったほうが良いという話だったのだが、本当に降段してどうする……。
思えば昇段早々に2000ptまで言ったのに、そこから一気に原点割れまで落ちた段階で気持ちが切れていたのかもしれない。それなのに打数だけは増やそうと意気込んでしまったために自身を修正する合間を設けることができなかった。この期間で打数を増やすことは必ずしも上達に繋がるわけではないということを知った気がする。対局の合間に冷静に自身を省みることをしないと逆効果にまでなる。少なくとも最近の自分は対局を重ねるごとに下手になっていく感覚があった。対戦数を増やすにしても、熱くなったり雑にならないようにする工夫が必要だ。
とはいえ今回は降段して少しホッとしている自分もいる。最近は六段のポイント配分で対局するのがかなりストレスになっており、天鳳をやるのが苦痛になっていた。再び五段で対局を重ねる中で技術的にも精神的にも六段で戦う準備をしていきたい。
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