唐突に2025年にハマったゲームを感想を添えつつまとめたい。2025年発売のゲームというわけではないので注意。順不同。
Elin

伝説のフリーゲーム『Elona』の続編。Elonaは1000時間以上遊ぶほどのめり込んだゲームである。本作はその前の時代を描いたストーリーではあるが、プラットフォームがSteamになったことでゲーム性や世界観は大きな広がりを見せており、前作とは一線を画していると言えるだろう。また現在はアーリーアクセス版であるが、継続的に大幅なアプデが施されている点も評価できる。
「ハマった」という意味ではおそらくこの記事に最も適したゲームだと言える。購入したのは5月頃だがすでに300時間ほどプレイしており、ひさしぶりに寝食を忘れてゲームに没頭する感覚を味わえた。Elonaの世界観を踏襲しつつも、今どきのゲームらしいハウジング要素もあるなど、正当進化と呼ぶに相応しい。
その一方で不満もある。自分が最も納得いっていないのは、主能力(基礎ステータス)のカンストが約21億という突拍子もない数字となってしまったこと。前作ではそれが9999であり、自分はエンドコンテンツとしてステータスカンストを目指していた。ただ今作ではそれが現実的ではなくなり、結果的に何を目指して遊べばいいのかわからなくなってしまったのである。できることが多いばかりに、かえってそれがプレイヤーを縛っていることも多いゲームだと言えそうだ。
色々言ったが、あのElonaの世界観が現代で復活したのには感動したし、ゲームとして間違いなく面白い。メインストーリーが完成する頃にはまたプレイし直そうと考えている。
Hydroneer

鉱石を掘って利益に変えていくゲーム。最初は手作業ですべてが面倒極まりないのだが、次第にそれも採掘機に任せるようになり、拠点も増え、じっとしているだけで無尽蔵の富が手に入るようになっていく。
ただし、このゲームはめちゃくちゃ面白いゲームではあるのだが、クソゲーでもあると断っておきたい。いやむしろクソゲーだと言いたい。効率厨の自分としてはゲーム性はたまらなく面白く、またこの気の抜けた世界観が癒やしでもあった。DLCも購入したし、それもひととおり遊んだ。
しかし最後に気がついたのは、このゲームの面白さはマッチポンプによって成り立っているということだ。ゲーム側でプレイヤーを不便という名の谷底に叩き落し、そこからの脱却をやりがいと錯覚させているに過ぎないのである。このゲームの最たる不便として、インベントリが存在しないことがある。これにせいで同じところを行ったり来たりする必要に迫られるし、買い物も面倒。それなのにDLCでは無意味にマップが広くなり、収集要素も増えたりと、ふと気づけば不必要な面倒くささが追加されただけという事実に気がつくのである。
そういうわけで、自分としては“神ゲーでありクソゲー”という歪んだ評価のゲームとなってしまっている。中盤までのカタルシスは素晴らしいゲームなので、セール時にでも買って確かめてほしい。
Medieval Dynasty

身寄りを失った主人公となり、中世の世界でゼロから村を作り上げていくゲーム。最初は斧で木を切り倒すところから始まるが、同じ境遇の村人を勧誘し、住居を与え、仕事を割り当てることを繰り返して楽ができるようになり、村を繁栄させていく。
ここ最近で最ものめり込んだゲーム。何と言っても中世の世界観が美しく、音楽も良い。また村人に割り当てられる職業は木こりや鉱夫など多岐に渡るのだが、それぞれ何人用意するのか、何をどのくらい採取・生産するのか、というバランスを見極めていくのも楽しい。意外だったのは戦闘要素もあったこと。熊やバイソンなどの猛獣のほかに蛮族などもおり、質の高いロールプレイングゲームとしての側面も持ち合わせている。
このゲームには主人公・ラシミールの人生を追体験するメインストーリーと、オリジナルキャラクターを作成して村作りをするという二種類のモードがある。メインストーリーは200時間ほどでやることがなくなったため、次はオリキャラで楽しんでみようかと考えている。購入して良かったと間違いなく言えるゲームだ。
Satisfactory

『Hydroneer』に弄ばれた心を癒やすために購入したゲーム。未知の惑星に降り立ち、たったひとりで工場を建設し、発展させていく。近未来感のある世界観が特徴で、やれることも膨大。ここで紹介するゲームの中でも抜きん出て評価が高い作品である。
個人的に最も素晴らしいと思う点が、建築したものを破壊しても、100%の資材が返ってくるところ。システム上、設備を建築しては移動させたりということが多いゲームなのだが、そこにありがちな資材の消費というストレスが皆無なのはありがたい。
個人的な問題だが、重厚なゲームゆえにまだ腰を据えてプレイできておらず、進行度合いが遅くなってしまっているのが悩みどころ。年末年始に没入したいところだ。
Core Keeper

去年から継続してプレイしているタイトル。地下に取り残された主人公が、掘ったり建てたり作ったり戦ったりして、地下世界の謎を解き明かしていく。例えるなら、見下ろし型の『テラリア』という感じのゲームである。
どちらかと言えばバトルに重きを置いたゲームで、ファンタジー感の強い武器防具が魅力。また地下世界ではあるが暗い雰囲気はあまりなく、マップによっては陽光が指したり、海が広がっていたりするので、閉塞感はまるでない。もちろん効率化の追求やハウジングも充実している。こうして振り返っても、不満点らしい不満点が見つからない。
定期的に大型のアプデも実装されており、シーズンイベントも用意されているなどユーザーを飽きさせない努力や工夫もなされている印象だ。万人に勧めやすいゲームと言える。
Project Zomboid

実はリリースは2013年で、なおもアーリーアクセスのゲーム。しかし断続的にアプデがなされており、既存ユーザーからの評価が非常に高い作品だ。
舞台はゾンビが蔓延る世界。プレイヤーはそのなかで生き延びる。ただそれだけのゲーム。エンディングなどもない。ただそのプレイングは多岐に渡り、銃や斧でソンビに立ち向かってもいいし、隔離された地でのんびりと農業や釣りでもしながら自給自足の生活を送ってもいい。たったひとりの生き残った人間として、何をするのも自由なのである。
自分はゲーム実況を見てこのゲームに興味を持った人間なので、動画でその雰囲気を知るのが手っ取り早いと思う。ゾンビがわらわらいるものの、個人的にはこのゲームの最たる魅力は世界観だ。ハマる人はアホみたいにハマると思う。
Raft

漂流者となりイカダの上で生活するゲーム。最終的にはイカダの上に家を建てたり、牧場を建設したりもするなど、主人公が地面の上に戻る気はないと思われる。
購入したのは数年前だったのだが、あらためてプレイしたところドハマリ。最初は難儀である食料や水分の調達が容易になり、生活に余裕が生まれたあたりから楽しくなってくる。また意外にもストーリーにも奥行きがあり、水没した世界の謎にも興味が惹かれた。
Street Fighter 6

言わずとしれたストリートファイターシリーズの最新作。自分が格ゲーの世界に本格的に触れた初めての作品でもある。そして実はここで紹介するゲームのなかで、プレイ時間が最も多い(1300時間)。最初は簡易操作であるモダンでプレイしていたが、今では小難しいコマンドを入力するクラシック操作にすっかり慣れてしまった。
ただプレイする機会こそ多いものの、最近はモチベが下がり気味だ。格闘ゲームはどこまで行ってもメーカー側の裁量に委ねられる部分が多く、そこに振り回されるのが少し疲れた。定期的な強化や弱体化があり、かと思えばそれが不自然になかったりと、すべてはカプコンの手のひらの上だ。そこに格闘ゲームというジャンルのままならさを感じてしまっている。あと豪鬼が好きすぎて、それ以降の追加キャラに魅力をまったく感じられなくなってしまった。
トレモで研究したりするのは好きなので、今後も思いついたときにはプレイする予定。あとワールドツアーが好きなのでもっと追加要素を増やしてほしい。
Spirit City: Lofi Sessions

ハマった・面白かった、というと少し違うかもしれないゲーム。これは「集中ツールゲーム」で、現実世界のタスクのおともにするものである。ポモドーロ・テクニックなどにも対応しており、ToDoとしても使うことができる。
ゲーム性の部分では、特定の行動をすることでスピリットと呼ばれるペットと出会うことができるのが特徴。タスクをこなすことで家具などを購入するためのポイントも貯まっていき、室内をカスタマイズさせることも可能だ。
こういったゲームは初めて購入してみたが、自分はむしろ作業中も仮想空間が気になってしまうタイプで、あまり向いていないようだった。ただそれ以降、作業のおともという存在は諦めて、作業をするときはする、遊ぶときは遊ぶというメリハリがつけられるようになった気はする。そういう意味でこのゲームには感謝したい。
総括
特におすすめのゲームは「Core Keeper」「Satisfactory」あたり。それ以外は良し悪しもあり、ハマる人はハマるというゲームが多い。
来年も素敵なゲームに出会えることを祈っている。



コメント