【艦これ】E5「渚を越えて」難易度甲 攻略後記

艦これ

とうとうE5まで来た。「渚を越えて」という作戦名がなんとも言えない哀愁を漂わしていてよい。最後の海域ということで、今まで温存に温存を重ねてきた艦をフルに投入することができる。E4でのフラストレーションを発散するべく、この海域では大いに暴れていきたいところ。

海域の特徴

ふたつのギミックが存在する海域である。ひとつは恒例の「ボスの弱体化」のギミック。そしてもうひとつは「出撃地点移動」のギミックである。

前者の弱体化ギミックは、長門・酒匂・プリンツの三隻を所有していて、なおかつ練度もそれなりに高いなら解除する必要は特にない。彼女らはボス戦において大ダメージを出せる特攻が仕様として存在するからだ。どうしてその三隻なのかわからない人は「クロスロード作戦」について調べてみることを推奨する。日本人としては思うところの多い内容だろうから。

それに反して後者のギミックは、難易度甲であれば絶対的に発動させるべきギミックである。出撃地点が大幅にボス寄りになるので、道中の戦闘を短縮することができる。確実にこの海域をクリアしたいのならば、むしろ必須と言うべきギミックだろう。

スタート地点移動ギミック解除について

結論から言ってしまうのであれば、難易度甲でクリアするレベルの人であれば、このギミック解除は容易である。条件がE3のボス弱体化ギミックと似通っているので、そこで学んだ方法を活かせる。他の条件も特定のマスへ言ってS勝利するだけなので、攻略サイトでも見て、その方法で実践すれば余裕だろう。

自分の場合、一周目で大破撤退することになったが、その後は安定して合計4周でギミックを解除することができた。AマスのS勝利が若干の難所だが、防空のギミックさえ終わればAマスに基地航空隊を派遣できるので楽になる。手こずっても5周ほどで終わらせられるだろう。

ギミック解除が済んだら、海域の中央下にスタート地点が追加されるので、ゲージ削り、および破壊はそこから始めることとなる。

解除が成功するとスタート地点が「ニョキッ」と出てくる。

ゲージ削り

編成とか支援とか基地航空隊とか

ゲージ削りの段階では、このような編成だった。

ポイントとしては、低速艦である長門を使用しないことである。低速艦を編成に組み込まないことでクソムカつく潜水艦マスを通らずに済む。削り段階なら、道中の安定を考えて高速艦編成にするのがベターだろう。特に摩耶を使用することで秋月に加えて対空CI艦が増すので、空母が鬼畜なこの海域では安定感がより増すこととなる。

この画像では活用していないが、今思えば最初から艦隊司令部施設を使用すればよかった。特攻艦の存在のおかげで、とりあえずボスへ到達すればなんとかなる可能性はある。自分は途中からビスマルクを旗艦にして司令部施設を乗せたが、当然ながら安定感は増した。ただ空母が撤退の場合は制空互角で妥協となるので、一長一短であることは否めない。

支援に関しては、ここまできたら全てを満遍なく出せばいいだろう。燃費が悪くても重めの艦を積極的に活用したほうが、結局は出撃回数を削減できて得になるように思う。

この海域で特に効果を感じたのが基地航空隊だった。ボスに集中配備するのがおすすめだ。運が良ければ随伴艦の空母オバサンやダイソンを開幕で仕留めるか、大破まで追い込むことができる。残りひとつは防空にあてる。

当初は道中の安定を図るためOマスに配備していたのだが、ボスで火力不足に陥った。ただどちらが最適なのかは微妙なところ。自分で納得できる理由があればどちらでもよさそうにも思う。

道中・ボス

高速編成で行くため、道中は四戦となる。通るのはK→N→O→P→T(ボス)。

E4に比べれば全体的に受け流しやすい敵だと言えるが、わりと鬱陶しい編成が多い。それなりに大破撤退もした。

Kマスは水雷戦隊。道中支援があれば余裕だが、たまに仕留め損ねて雷撃戦まで残ってしまうと痛い目を見る。

Nマスは航空マス。それなりに安心のマスだけど、同時にそれなりに中破したり大破したりもする。

最大の関門となるOマス。ヲ級トリプルに加え、謎の連合艦隊。見た目通りにウザいマスである。相手は輪形陣なので極端にキツイというわけでもないが、大破の危険性があることに変わりはない。

そしてボス前に控えるのがPマス。航空マスなのでOマスよりは安心だが、ここまでで疲労してきた艦を狙われると辛い。なによりここで大破すると気持ち的にも辛い。

これらの敵陣を抜けて、ようやくボスへ到達することができる。ボスは新登場の「深海海月姫」。読み方は「シンカイクラゲヒメ」でいいのだろうか。

余談ではあるが、自分は今回のE5ボスのBGMがかなり気に入っている。この不安や絶望を喚起させる感じの曲調が非常に合っていると思う。聖剣伝説2の「危機」というボス曲に通ずる雰囲気を感じた。

出撃記録と、とある邂逅

削りは思いのほか苦戦を強いられた。まず道中が厳しく、ボスへ到達できない。最初の出撃10回中、ボス到達は4回。それでも途中から司令部施設の活用によってボス到達率は大幅に上がった。合計16回の出撃にて、ようやっとゲージ破壊段階まで持ち込むことができた。

  1. ゲージ削り
  2. ゲージ削り(S勝利)
  3. 撤退(Pマス)
  4. ゲージ削り(S勝利)
  5. 撤退(Nマス)
  6. 撤退(Oマス)
  7. 撤退(Oマス)
  8. ゲージ削り
  9. 撤退(Nマス)
  10. 撤退(Oマス)
  11. ゲージ削り ← 艦隊司令部施設を採用
  12. 撤退(Nマス)
  13. ゲージ削り(S勝利)
  14. ゲージ削り(S勝利)
  15. ゲージ削り
  16. ゲージ削り(S勝利)

またこの海域ではE4では出会えなかった「朝風」もドロップするのだが、出撃13回目のS勝利にそれは起きた。

正直なことを言えば最初に画像を見た時はそこまでピンと来なかったのだが、声が某森島先輩で一気に好きになってしまった。日本文化にハマった外国の金持ちのお嬢がドヤ顔で和服着てるみたいで微笑ましい。

話が逸れたが、次からはゲージ破壊段階についてまとめていきます。

ゲージ破壊

編成

削りとあまり変わらないが、ラストの編成は以下の通り。

長門を採用すると死の潜水艦マスを通ることになるが、やはり特攻で敵をボコボコにする姿を見たいし、史実を鑑みても使ってあげたい。そういうわけで破壊段階のみ長門を連合艦隊旗艦とした。

そのかわりにラブリーマイワイフ時雨を先制対潜仕様とし、余った1スロはボス時の夜戦用に探照灯を持たせた。本当は時雨はカットインにしたかったのだが、潜水艦マスが想像以上に鬼畜だったので途中から画像の装備とした。たまにはサポート的な役割もいいよね。

支援や基地航空隊は削り時と変わりない。他にやったことと言えば余っていた伊良湖や間宮を少し使ったぐらいだろか。この海域であれば必須ではないものの、使ったほうが良いことには変わりない。

終幕

出撃一回目でボス前のPマスで撤退。そして二回目は雑魚揃いのKマスでまさかの撤退と、あまり芳しくないスタートとなった。

しかし出撃三回目。鬼門の潜水マスを鳥海の小破のみ、Oマスをかろうじて加賀の中破で乗り切る。ボス前の航空マスでは秋月の対空カットインが発動しなくてヒヤッとしたものの、なんとか全員無事にボスまで到達することができた。

ボスに着きさえすればこっちのものである。開幕の航空戦で大鳳が大破(恒例)したものの、基地航空隊がダイソンを大破、また大井の雷撃で空母オバサンを大破に追い込み、昼戦が始まる前から絶好の状況に。

また長門は弾着観測射撃で753という想像を絶するダメージを叩き出し大暴れ。酒匂・プリンツも要所で敵を葬り去り、やりたい放題という感じである。

結局は昼戦終了時点でボスを1隻だけ残す状態となってしまった。なんだか可哀想になってくる。

そして最後は酒匂がキッチリと締めてくれた。削りも含めて本当に頼りになる存在であった。

これにてE5甲もクリアとなりました。長門も使っているのでボスに着きさえすれば勝てる確信はあったけど、ここまで大暴れできるとは思わなんだ。E4で溜めたストレスを一気に爆散させることができた。

出撃記録は3回しかないけど、一応まとめておきます。

  1. 撤退(Pマス)
  2. 撤退(Kマス)
  3. ボス撃破!

E5全てを通しての資材消費は、全てが満遍なく20,000ほどであった。やはりボーキが燃料弾薬と同じレベルに減っていくのが非常にキツイ。ボーキの備蓄が十分でない人が苦戦してしまうとかなりヒヤヒヤする海域だったかもしれない。

海域撃破ボーナス

余韻に浸りたいところだが、まずは報酬を見ていこう。

アメリカ軍の艦戦「F4F-4(通称・ワイルドキャット)」。ゲーム内での性能は微妙なので、用途は未知数。

そして一応はこのために頑張ってきた「甲勲章」。今回に関してはE5が易しめだったので、そこまで苦労して入手した感じも無いな。

そしてそして最大の目玉であるアメリカの空母「Saratoga」。何とは言わないがスンゴイ。

「朝風」と同様に、声優は伊藤静氏となっている。イラストも相まってなんかもう素晴らしい。

例によってその他の改修資材とか勲章は面白み無いので割愛。

まとめ

記録を見てみると、E4もE5も周回した数はそれほど変わらなかった。それなのにE5よりE4のほうが断然辛く感じたのは、後ろに控える海域があるかないかの違いなのかもしれない。E5も資材の消費(特にボーキ)が大きいし、道中も普通にキツイ海域なので、気持ちの面で印象に差ができている可能性はありそうだ。

思うところは色々とあるけれど、とりあえずは綺麗に終わることができてよかったです。全体の総括や、恒例のMVP選定などはまた別記事にまとめるつもり。

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