【感想記】プリパラ 第117話「女神、アイドル始めちゃいました」

プリパラ
TVアニメ『プリパラ』第117話より先行場面カット到着 | アニメイトタイムズ
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ちりペッパー&のん

プリパラ外でのちりちゃんと初めて会ったのんは、そのしおらしい態度を見てチームを組むのもありかもしれないと考えはじめた様子。しかしプリパラに戻るとすぐに例の高飛車な性格になってしまうため、二人の関係が深まることは今回も無かった。ちりちゃんの二面性に振り回されるのんは見ていておもしろ可愛い。

その翌日にはペッパーがパプリカ学園に小学一年生として入学してきたが、教室でクラスメイトを巻き込んで雨乞いの儀式を始めるなど、当然のように学級崩壊してしまう。のんはそんなペッパーの世話係に任命されてしまい、またしても心労が増えることとなってしまった。ただ最初こそ言うことを聞かなかったペッパーではあったが、“グロリア校長の巻き髪”という謎アイテムをゲットしたことによってのんでもそれなりに制御できるようになった様子だった。とはいえ現状ではあくまで世話をする側とされる側というだけの関係であり、やはりこちらも仲が良くなるなどの描写は無かった。道のりは険しい。

強いて進展を挙げるとすれば、ペッパーが「神アイドル」の存在に興味を示した様子があったことだろうか。神アイドルがどういったものなのかは理解できていないのだろうが、「世界の王者になる」という目的を持つペッパーにとっては似たようなものに思えたのかもしれない。その後、プリパラへ行って「Sunny Zooサニーズ―」というコーデを着る第1号に選ばれはしたものの、当人としては夕ご飯ウサチャが目当てだったため、前回に引き続きアイドルに対して特に興味を持ちだすようなことも無かった。ただその日が近いことを感じさせるような展開だった。

女神降臨

そんな中、プリパラでは女神ジュリィが突如として出現したことで大騒然。ジュルルが初めて立つという出来事が同時刻にあったため、一時的に元の姿に戻ることができたようだ。ステージに立った彼女は意外にも気さくな雰囲気であり、“神々しい女神”というよりは“ほんわかお姉さん”という印象だった。らぁらの育児によってノリの軽い女神になってしまったのかもしれない。

そんなジュリィの曲は「Girl's Fantasy」。ライブが始まると一転して雰囲気が変わり、神々しさと可愛らしさと美しさが共存した“プリパラの女神”に相応しいパフォーマンスを見せつけてくれた。あのジュルルがこんなに立派になったんだなあ、と親目線になって感動してしまう。

ライブ終了後にらぁらを見つけたジュリィは嬉しそうに「ママ!」と呼んでいたため、赤ちゃんのときの記憶も普通に残っている様子だ。プリパラの女神が小学生のらぁらを当たり前のように「ママ」と呼んでいる構図がうまく言えないが最高に好きだ。

次回、第118話「姉と妹と姫と野獣」

しかしそんな和む空気もすぐに一変し、らぁら達は突如として天空のステージへと転送される。そこにはジュリィにそっくりな女神がいたが、彼女がどういった存在なのかが明かされるのは次回のお話。

なぜジュルルが突然ジュリィに成長し姿を現したのか、らぁら達は謎に迫る。一方、ウサチャは最後のグランプリに向け、のん・ちり・ペッパーでチーム結成する構想を練っていた。しかし、性格がまるで異なる3人。ついにウサチャは覚悟を決め、のん達を食事会に誘うのだが・・・

テレビ東京・あにてれ プリパラ

次回でジュリィが赤ちゃんになってしまった謎なども明かされるようだ。

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