第3クール開始!
場面カットはアニメイトタイムズの記事をご参照ください
あうるちゃんちょろい
アニメージュ5月号にてプリマジのインタビューが掲載されていた。声優インタビューがメインではあるが、御芽河あうるについても少しだけ触れられている。そこには「娘のあうるも父に賛同してる」と書かれているので、今後の展開としては“あうるが敵としてまつりたちの前に立ちはだかる”という感じになるのかなぁと漠然と想像していた。
【アニメージュ5月号/4月8日(金)発売】
— アニメージュ編集部 (@animage_tokuma) April 7, 2022
『ワッチャプリマジ!』特集は、バディ対談第2弾として内田彩さん(弥生ひな役)×引坂理絵さん(チムム役)が登場🌟
ひなとチムム、お互いへの熱い信頼感と共に、あまねに対するひなの大人な対応も要注目!?#プリマジ pic.twitter.com/dwZ29dgB6o
しかし今回を視聴して良い意味でそんな予想が裏切られることとなった。まず今回より新しくなったOP・EDですでにあうるは「こっち側」にいる。当たり前のようにまつり達の輪に加わっているし、その表情も心なしか柔らかい。本編においても一応はまつり達のプリマジを否定しているが、一方でまつりに対して明らかに興味を抱いている様子も見て取れるのである。第3クール初回にしてすでに陥落間近だ。
あうるはまつりと同じ13歳ではあるのだが、飛び級で大学院に進学するなど「桁外れの天才」である。その一方で精神的にはまだまだ未熟なところがあり、それがどう転ぶかで今後の展開が左右されそうに思う。現状ではすでにまつりに懐柔されかけているが、次の瞬間には敵になっていてもおかしくないような純粋さゆえの危うさが彼女にはあるように感じた。
科学で解明できないもの
大方の予想通り、今回は彼女のライブが披露された。曲は「滲む、馨る、」。やはりジェニファーと同様に機械を使わずに行うライブとのこと。
彼女のライブは機械によって全てがプログラムされており、それによって最大効率でワッチャを生じさせることが可能であるらしい。それを表現するためか常識にとらわれない前衛的な曲に仕上がっている印象だ。
ただそれ以上に印象に残ったのはライブ中に明らかにまつりを意識しているあうるの様子である。ライブ前の場面であうるはまつりからの「あうるちゃんはプリマジをしてて楽しい?」という質問に答えることができなかった。ライブ中もそのことが脳裏にちらついていたようで、結果的にそれが小さいながらもミスの原因になってしまったようだ。「楽しむ」というのは彼女の中には無かった感情であり、そのことに少なからず動揺しているのだろう。
そんなあうるをまつりを「研究対象」と見なし、なんと陽比野家に居候することになってしまった。すでにまつりの言動ひとつひとつで心がグラついているのは明らかなのに、そこから同棲まで始めてしまったらあうるは光の速さで陥落してしまうんじゃなかろうか。
前回の終了時にあうるちゃんが登場したときはクソガキ感満載という印象だったが、その子がたった一話でここまでの起爆剤になるとは思いもしなかった。次回が非常に楽しみだ。
次回、第26話「あうるの英吉研究白書!」
「英吉って誰やねん」と思ったらまさかのおじいちゃんだった。
まつりを研究対象として、観察することにしたあうるは、まつりの家に居候すると言い出す。驚きながらも、みゃむの時同様、すんなり受け入れるまつり達。ある日、まつりが学校に行っている間、英吉のお店の手伝いをすることになったあうる。効率を求めるあうるは、オンラインで飴を販売するためのサイトを作り上げる。「すげえじゃねえか」とあうるをほめるが、その後もこれまでのやり方を貫く英吉。なぜ?と怪訝に思うあうるに英吉は「客の喜ぶ顔がみてえからだ」と笑顔で答えるのだった。次の日、なぜかプリマジに集中できないあうるは、英吉のその言葉を思い出す。
エピソード ワッチャプリマジ!|テレビ東京アニメ公式
意外すぎる組み合わせで見る前から楽しみが止まらない。あうると英吉の絡みに期待したい。
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