【感想記】おねがいアイプリ 第7話「ふたつのおねがい」

おねがいアイプリ
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ふたりの夢

おねがいかなえ隊に届いたふたつのおねがい。ひとつは前回、あおいの姉・わかばが話していた友人・小早川さつき(CV:影山灯)から。そしてもうひとつは、前回に続いてわかばからのものだった。おねがいは届いた段階で属性がわかるらしく「友達」と「大好きな夢」に関するものであるらしい。そこでぐみはさつきを、いのりとあおいはわかばと分担で活動することとなった。

さつきはその凛々しい見た目とは裏腹に、意外にも涙もろい性格。また指のちょっとした怪我で陸上の大会での優勝を絶望に感じるなど、何事にも完璧を重んじる性格のようだ。前回、わかばがあおいの完璧主義な性格を案じていたのは、いつもそばにいる友人も似た性格をしていたからなのかもしれない。

一方、いのりとあおいはわかばのおねがいの全貌が掴めずにいたが、ぐみのライブの後に「大好きな部活で、友達との夢叶えたい」と告げられる。ステージに向かういのりとあおい。それは同時に、わかばの思いをさつきに伝えるためのものでもあった。

わかばから連絡があった「はじまりの場所」に向かうさつき。そこは学校のグラウンドだった。わかばが語っていた「友達との夢」とは、ふたりで一緒に大会で優勝するというものだった。さつきが必要以上に完璧にこだわっていたのも、親友との夢を絶対に叶えるという強い想いがあればこそだったのだろう。

ぐみのアドバイスでさつきが作った手作りクッキー。それは焦げていたし、さつきの言うように「全然完璧じゃない」ものだった。そんなクッキーを「今まで食べたクッキーで一番」と言うわかば。このやり取りに、このふたりの関係性のすべてが集約されているように思う。優勝という形としてわかりやすい夢を共有していたものの、わかばが言うように、ふたりはただ一緒に走り続けられれば良かったのである。

最後のシーンでようやくふたりの夢が明かされ、それによりさつきの一見すると過剰な完璧主義の理由がわかる展開に、シンプルに構成の妙を感じさせられた。メインキャラクター以外が主役でも深みのある回となったのは、前回でわかばが登場しており、そして彼女の話のなかで友人の存在が伏線となっていたからだろう。

次回、第8話「いいたかったこと」

メインキャラの一角・おりびあがストーリーに本格参戦か。

いのりたちは、アイプリフェスを盛り上げるのを手伝ってくれた生徒会長のおりびあにお礼を言う。だが、おりびあは生徒会の『お花いっぱい運動』の活動で、とても忙しそう。

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