【感想記】おねがいアイプリ 第20話「ぶつかれ!勇気と情熱!」

おねがいアイプリ
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勇気 vs 情熱

第3回アイプリフェスに向けての話し合いをするおねがいかなえ隊。そんなとき、サンゴの計画した『ハイセンスフェス』がその前日に開催されることが発表される。その勢いに乗ってアイプリフェスも大きく盛り上がることが予想されるなか、ナナがそのラストライブを務めたいと提案。しかしそんなナナの提案に対し、反対をしたのが意外にもおりびあだった。

おりびあはラストライブはエマが適しており、ナナにはトップこそが相応しいと考えているようだ。おそらく、おりびあはナナを評価しているからこそ、同じぐらい大切なフェスの開幕を彼女に任せたいのだろう。しかしそんな真意はナナには伝わらず、ふたりは険悪な雰囲気に。その後、『ハイセンスフェス』への出場権も兼ねてライブでの決着を提案するナナだが、おりびあはそれを拒否。最終的にはナナの剣幕に押されておびりあが泣き出す事態にまでなってしまう。

こじれてしまったのは、このふたりが正反対の性格をしているからだろう。これまでのナナはその威光によって我を通してきており、周囲におりびあのように反発するような存在はいなかった。一方のおりびあはそんなナナの勢いに押されて発言の真意を汲み取ってもらえず、そのことを嘆いているのだった。互いが未知の性格をしているため、相手に憤るというよりは戸惑っているように見える。

すれ違ってしまったふたりだが、相手への理解を深めたいという想いは共通していた。そこでいのりたちが提案したのは、おりびあとナナのデュオライブだった。会話でも勝負でもわかりあえないなら、アイプリを同じくするものとしてライブを通じて融和すればいいということなのだろう。

そんな提案を一度は拒否したナナだったが、業を煮やしたおりびあがついに本音をぶちまける。おりびあはかねてからナナと「仲良くなりたい」と考えていたらしく、その理由として「情熱でかっこいいアイプリのナナさんが大好き」だからだと涙ながらに訴える。その剣幕はあのナナでさえも圧倒されるほどだったが、これほどストレートにラブコールされたことへの照れくささもそこにはあったことだろう。とはいえ、おりびあのひたむきな言葉はついにナナの心を燃え上がらせ、デュオの舞台へと突き動かしていくのだった。

ライブは『勇気のはばたきサイン』のデュオバージョン。恒例の形式ではあるが、意外にもふたりの歌声の親和性はぴったり。

ストーリー的にもナナはエマと最初に仲良くなっていくのかと思っていたので、おりびあとここまで濃密な関係で描かれていくとは予想外だった。

次回、第21話「まとめて教えてフォーチュっちゅー」

メンバー内の諍いも解決したところだが、ライブ後に『ハイセンスフェス』がアイプリフェスと同日開催に変わったことがサンゴから明かされる。さらにサンゴは自身のプロジェクト成功のため、おねがいかなえ隊に宣戦布告。やはり彼はまぎれもなくナナの兄であることを感じさせる。

そんな新展開を予感させつつ終幕となったが、次回はいったん総集編となるようだ。微妙なタイミングではあるが、だいたい2クールに1回ぐらいは総集編があるのだろうか。

お日様の光をうつして輝く海の町、おねがい町。広場にある女神様におねがいするとかなうと言われている。そこで出会ったいのりとあおい。それが奇跡のはじまりだった。

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