ふしぎのワクワクを信じること
ナナの情熱的なライブを見たことで、唐突にめが姉ぇが夏休みに突入。その間は店長代理としてナナの執事・氷山が店を任せられることになった。そういうわけで今週は店長代理の氷山、およびその手伝いをするいのりたちの苦心や苦労が中心のストーリーかと思っていたが、結論から言えばこの店番設定はあまり意味をなさないのだった。
ナナの情熱的な宣伝でお客さんが殺到して動揺するメンバーたち。そこに現れたのがエマだった。エマはお客さんの要望をいち早く見通し、また接客もお手の物。そのおかげでトラブルもなくお店を回すことができたようだ。
そんなとき、生徒会の塩木さんがお店を訪れる。実は塩木さんとエマは「おねがい町ふしぎ研究会」に属する同士らしく、意外な交友関係があるようだ。エマはおねがい町にある逸話として“女神様が妖精に姿を変えて人間界に現れる”という意味深なものを紹介するが、今回の主軸となるのは「真夏の青い宝石」に関する話である。
「真夏の青い宝石」は夏のあいだだけおねがい町で見られるという幻の宝石のようだ。そんな噂めいたものを真剣に願う塩木さんのために、エマはステージへと向かう。先週とは違い、ライブ後に額に汗が見えたのは、それだけ彼女のなかに友人を応援したいという想いが強かったからなのかもしれない。
エマのライブにより希望を強めた塩木さんは、そこから賢明に幻の青い宝石を探し、ついにその正体を突き止める。それは夜の波間で青く輝くウミホタルのことだった。おねがい町では夏の短い時期しか見られないらしく、その儚い美しさからいつしか「真夏の青い宝石」と呼ばれるようになったようだ。積年の夢がかなった塩木さんの笑顔もまた宝石のように輝いていた。
一連の活躍をいのりから褒められたエマは、「おねがいかなえ隊として頑張っちゃいました」と答える。エマは始めからいのりたちがおねがいかなえ隊として活動しているのを知っていたらしく、前回接触してきたのもその一員になりたいという考えがそもそもあったのかもしれない。それを聞いて快くエマをメンバーとして迎え入れる一同。これでついに最後のメンバーが加わったとはいえ、エマは現状でミステリアスさが際立っているキャラクターだっただけに、加入の経緯はもう少し慎重かつ丁寧に描いてほしかったというのは正直否めない。
ただわかりきっているおねがいかなえ隊のメンバーは早々に固めたところで、ここからはメンバー同士の化学反応を楽しむべきなのかもしれない。個人的にはEDなどで描かれている、ナナとエマの仲良し設定がどのように構築されていくかに期待している。
次回、第20話「ぶつかれ!勇気と情熱!」
どうやらおりびあとナナが衝突するらしい。ここまで表沙汰にはなっていないものの、ナナの考え方におりびあが食って掛かっているのは頻発しているので、それがいよいよ顕在化したというところだろうか。ただあらすじの内容的には痴話喧嘩に近い気もする。
もうすぐ第3回アイプリフェス。ナナはライブを盛り上げるためラストライブを務めると提案。だがおりびあはナナのライブはトップにこそふさわしいと反論する。
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