【感想記】おねがいアイプリ 第16話「情熱のトップ・パワー」

おねがいアイプリ
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信じ抜いて情熱

前回、堂々の初ライブを披露するも、バズリウムチェンジを発動できなかったナナ。彼女はその後も精力的にライブを行うも、いまだにバズリウムチェンジは発動できていないらしい。意気消沈するナナだが、そんなとき、おりびあの弟・れおんからお願いが届く。それは彼の友人・まなぶと仲直りがしたいという内容だった。

まなぶは学業優秀で有名な生徒らしいのだが、学校のテストで98点を取ってしまった。れおんはその高得点を褒めたが、本人には「100点じゃなきゃだめ」と怒られてしまったそうだ。まなぶがなぜ100点にこだわるのかはわからない。ただ小学生がこれほどのプレッシャーを抱えるということは、外的な要因があるのは容易に想像できる。

一方、日が暮れてもハードな特訓に励むナナ。彼女は自身が「熱海ナナ」として兄に認められるため、バズリウムチェンジを達成しようとしていた。彼女が「情熱」を強く宿したアイプリであることは間違いない。しかしエマが言っていたように、どうやらその方向性が問題があるようだ。

ナナが歌う曲には「信じ抜いて情熱」という歌詞がある。それは彼女にとっての真理に違いない。しかし彼女がアイプリとして生きていくのであれば、そのことを誰かに気づかせてあげる存在になることが求められるのだろう。

届けたい想い

後日、おねがい広場でまなぶと邂逅するナナ。まなぶは「いくら頑張っても結果出ないし」と、女神様に学業祈願をすることすら放棄しているようだ。ついには「諦める」という言葉を発するまなぶだったが、ナナはそんな彼を「情熱の炎をそこで消してしまうと言うの!?」と思わず引き止める。おそらくナナはまなぶと自分を重ねたのだろうし、だからこそ諦めてほしくなかったのだろう。アイプリとしてまなぶを応援することを約束し、ナナは初めて自分以外のためにステージへと向かうのだった。

ナナの心境が変わったのは、ライブ中のセリフからも明らかだ。先週は「見せてあげますわ」とプリともたちに発していたナナだが、今回は「届けてさしあげますわ」に変わっている。思えば前作でもアイプリたちは“想いを届けたい”という意志が大きなパワーを生み出していた。独りよがりではなく、誰かを応援したいという想いの発揚。それこそが「おねがいかなえ隊」に必要な資質なのかもしれない。

このライブでバズリウムチェンジを発動させ、無事におねがいかなえ隊のメンバーとして招かれたナナ。彼女は一連の展開のなかで向かい風に立たされたものの、弱音や恨み言をいっさい言わなかったのが個人的に好印象だ。メインキャラに彼女が加わるなら、ますます面白くなる。そう感じてならない。

次回、第17話「あおいとおねがいかなえ隊」

エマがいよいよ本格登場するようなシーンもあったが、次回はワンクッション挟んで夏休みらしい回となるようだ。

夏休みが始まった。いのりは「ビーチにおばけが出た」といううわさを聞く。おねがいかなえ隊のみんなで、探しに行こうと提案するいのり。しかし、あおいは却下する。

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