拠点の全自動化が楽しい『Necesse:ネセス』

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『NECESSEネセス』はジャンルとしては「オープンワールドサバイバルクラフト」にあたるゲームである。人によっては「2DサンドボックスRPG」と言うほうがわかりやすいかもしれない。

『Terraria』『Stardew Valley』『Core Keeper』などの作品にハマったことがある人には興味をそそられるゲームに違いない。自分もこれらのゲームを時間を忘れて楽しんだ経験があるが、結論からいえば『NECESSE』でも限りなくそれらに近い体験をすることができた。

またこの作品は約6年のアーリーアクセスを経て2025年に正式リリースされたが、その後も定期的に新要素の追加アプデが行われていることも嬉しい。現状でもゲームとしての完成度は十分だが、今後についても期待できる作品だと言える。

「開拓地」で完全自動化

『NECESSE』の最大の特徴が「開拓地」の存在である。開拓地には勧誘した「開拓者」を住まわせることができ、それぞれの役割によって素材の調達や作成などを完全自動化させることが可能だ。

出典:Steam:Necesse: ネセス

こういったゲームでは鉱石や素材集めこそ醍醐味ではあるが、中盤以降は敵も強くなり、必要な素材の種類・量が増えがちだ。開拓者はそんな悩みを解決してくれる。例えば「鉱夫」は指定した鉱石を掘ってきてくれるし、「農民」は畑で種まきから収穫までを自動で行ってくれる。究極的にはプレイヤーは冒険やクラフトにだけ集中できるようになってくるのである。

同系統のゲームでの自動化といえばトラップタワーや回路の使用など、どうしても無骨なものになりがちだ。『NECESSE』はそれがあくまでも村人の営みのなかで行われるため、ロールプレイングとしても魅力的な要素だと言える。

ソロか、それともチームか

『NECESSE』のもうひとつのコンテンツが世界の探索およびボス討伐だ。新しい素材を集めて武器防具を更新し、ボスを討伐。そしてまた新しいエリアに行って装備を更新し……というお馴染みの流れである。だだこの作品は近接・遠距離・魔法の3種類の攻撃スタイルがあり、ボスによって最適なビルドを考える余地があるため、戦略性は高めだ。

またこのゲームは開拓者とパーティを組むこともでき、強い装備を渡してボス討伐に参加させることなどもできる。強力なボスを倒すため、大量の村人を引き連れて囮役にするという人海戦術を採用するプレイヤーもいるようだ。もちろんそのような悪逆非道に頼らず、マルチプレイで友人と真っ当に協力する方法もある。

出典:Steam:Necesse: ネセス

自分はソロですべてのボスを攻略した。難易度としてはそれなりに高かったが、しっかりと装備やバフなどを管理すれば不可能ではないというバランスに仕上がっていると感じたし、最もおすすめしたい遊び方だ。もちろん道半ばで息絶えることも多いが、デスペナルティはないので気楽に再挑戦することもできる。またこのゲームは指定の場所にワープできるアイテムなども充実しているため、全体としてストレスなくプレイができる。

「こういうゲーム」が好きならやるべき

「こういうのでいいんだよ」と思わせられるゲーム。派手さはないが、そこに確かな面白さや奥深さを感じられる作品だ。そのなかにあって「開拓地」などの独自のシステムが輝きを放っている点も評価したい。

直近では「錆とロマンス」という大型アプデが配信されており、それにより開拓者との交際要素や新たなバイオームの追加がなされたらしい。頃合いを見てプレイし直すのも楽しそうだ。

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