【感想記】ひみつのアイプリ 第62話「おとめのプロデュース」

ひみつのアイプリ
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アニメ『ひみつのアイプリ』第62話あらすじ&先行カット公開!
株式会社タカラトミーアーツのプレスリリース(2025年6月13日 17時00分)アニメ『ひみつのアイプリ』第62話あらすじ&先行カット公開!

あらすじ&場面カットはリンク先をご参照ください

オトメイク

放課後、レッスンに励むすばる。おとPではなく、自分で考えたメニューでトレーニングを積んでいるようだ。そんななか、ひまりとみつきのクラスに転校生・七浦おとめがやってくる。彼女はみんなを輝かせる「オトメイク」が特技だといい、学園中をプロデュースして華やかにしていく。

© T-ARTS / syn Sophia / テレビ東京 / AP製作委員会

おとめと交流するなかで、彼女がすばるのプロデューサー・おとPであることを知ったひまりとみつき。おとめはアイプリバースのなかでもパシャリングに工夫を凝らしたりと、その敏腕プロデューサーぶりを遺憾なく発揮していく。しかしひまり達にライブをしないのか尋ねられると、その笑顔に少し陰りが見える。「ボクはプロデューサーだからね」と誤魔化すおとめだったが、すばると同様に彼女はライブをしない何かしらの理由を抱えていそうだ。

姉と弟

そんなとき、部屋を訪れたすばるがおとめと対面。しかしすばるはおとめを見るやいなや、一目散に逃げ出してしまう。それぞれの言い分を聞いたみつきだったが、それによって姉弟のあいだに何が起きているのかが明らかになった。

おとめはすばるを「理想的なアイプリ」とすることを使命としており、そのためには今はパシャリングを中心とした活動をするべきだと考えているようだ。すばるは成長期であり、心身ともに大きく変化する時期。そんな弟が心配でたまらないというのが今のおとめの心境のようである。

一方のすばるは、そんな姉の期待に応えられないことに耐えかねて彼女の前から姿を消したらしい。おとめがプロデューサーとして有能なのは間違いないし、彼女の言う通りにしていればすばるは「理想的なアイプリ」になれたと思う。ただそれはすばるにとっての理想とは異なっていたのだろう。しかしそのことをおとめに直接伝えると、彼女を傷つけることになってしまう。無断で転校したのはそんな状況から脱却するためだったのだろうが、かえって自責の念に苛まれることになってしまった。

姉弟で仲違いしたような印象を抱いていたが、こうして見るとどちらも相手のことを考えての行動であることがわかる。すばるが姉を「おとちゃん」と呼んでいることからも、普段は仲睦まじい姉弟なのだろう。不足しているのは対話だと言えそうだ。みつきもそう感じたのか「見せたい人にその光を届けること」と、すばるの想いをおとめに伝えるよう勇気づけるのだった。

再びおとめの前に現れたすばるは「もう逃げない」と彼女に伝える。ただそれはおとめのプロデュースを受けるということではなく、「本当にやりたいことから逃げない」という意味だった。その覚悟を姉に表明するため、ステージへと立つすばる。見事にスペースバズリウムチェンジを発動させたことからも、彼の決意は本物だと言えそうだ。

そんなすばるのライブを見て嬉しそうな表情を浮かべるおとめ。その一方で「すばるはひとりで歩き始めたんだね」と寂しげな顔もするなど、複雑な心境であることがうかがえる。弟の独り立ちを受けて、おとめが次回以降どのような行動を取るのかが焦点となっていきそうだ。

次回、第63話「とべ!ジャンピンロケット」

おとめとすばるがアイプリスクールとやらの出身であることが明らかに。やはりおとめは歌に関して何らかの過去を持っているようだ。

第2回アイプリコンテストの開催が発表される。まだスペースバズリウムチェンジができていないひまりは、やる気満々。一方、おとめはすばるにコンテストには出なくてもよいと言う。そんな彼女に、すばるはハッキリと告げる。おとめのプロデュースを卒業したい、と。だが、おとめは「絶対にダメ」と言い張り、話も聞かずに逃げ出してしまう。すばるの相談に乗ったみつきは、おとめとすばるがアイプリスクールの出身だと知る。当時のおとめは歌のレッスンを受けていたそうだが、彼女にはある“ひみつ”があった。

各話エピソード - 『ひみつのアイプリ』アニメ公式サイト

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