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切磋琢磨
今年もチーム対抗のお掃除勝負「スクールクリーニングマッチ」が開催。去年は寮別に争ったが、今年はひまり率いる「ピンクチーム」と、みつき率いる「ブルーチーム」で競うこととなった。

ただリーダー同士となったものの、ひまりとみつきは「2人で一緒に持つと仲良くなれる」という「プリうさ」と「プリねこ」を持ち合い、仲良く掃除を行っていく。この2人は学園を綺麗にするというこの催しの本分を第一に考えており、勝負は二の次である。

対照的だったのはじゅりあとえるのコンビだ。この日も2人は自室で言い争いをしており、「(お掃除勝負に)負けたほうが言うことを聞く」という条件で対決を行うことに。この2人も行く先々で出会うのだが、ひまり&みつきとは異なり協力などはせず、言い合いをしながら掃除を進めていくのだった。

そんななか、人目をはばからずイチャイチャするひまり&みつきにヤキモチをやいたつむぎが、松岡ねっぱ先生のひよこを引き連れて暴走してしまう。第1期ではみつきがひまり&つむぎに嫉妬する回があったが、その逆の構図である。ただつむぎに嫉妬心が芽生えたのは感情が芽生えた結果だろうし、こうして学園生活を共にしているからこそ生まれた状況だろう。絵面こそシュールではあるが、描かれた心理は新鮮だったと言える。

最終的につむぎの嫉妬心にひまりとつむぎも気が付き、今後は3人で「仲良し」していくこととなった。一連の騒動でスクールクリーニングマッチが台無しになったことを嘆くチィ。しかしなぜか学園内は清掃が行き渡っており、むしろ大成功をおさめているのだった。
実はつむぎがひよこと暴れまわっているあいだ、じゅりあとえるは口喧嘩をしながらも、自覚なしに各所を完璧に掃除していたのだった。手を取り合うことで相乗効果を発揮するひまり&みつきに対し、じゅりあとえるは競い合うなかでその能力を発揮していったと言えるだろう。形は違えど、どちらも互いの力を引きだすことのできる理想的なコンビなのかもしれない。ただ今回で少しだけ歩み寄りはしたものの、2人がそのことを自覚し、互いに手を取るのはまだまだ先のことになりそうだ。
次回、第56話「ひみつのアイプリコンテスト」
デュエル・オーディションでも互いにジュエルバズリウムチェンジを発動させたじゅりあとえる。みつきは「2人は私とひまりちゃんにはないものを持っている」と多少の危機感を抱いていたが、次なるアイプリコンテストではまさにそのジュエルバズリウムチェンジの発動が鍵となるとのことだ。
重大発表、第1回アイプリコンテスト開催!リング姫の心をドキドキワクワクさせるアイプリを決めるコンテスト。優勝するとエターナルコーデが与えられるらしい。
各話エピソード - 『ひみつのアイプリ』アニメ公式サイト
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