あらすじ＆場面カットはリンク先をご参照ください
真のアイドルプリンセス
アイプリバースは元に戻ったものの、つむぎがその姿を見せることはない。つむぎを復活させるには、彼女の願いをより色濃く反映させた何かが必要らしい。つむぎはひまりの心から生まれた存在。それはひまりの願いはつむぎの願いでもあることを意味する。ひまりの願い──それはつまり、友達を1万人作ること。そこでひまり達は1万人のプリともを集め、そのエナジーでつむぎを復活させようとするのだった。
みんなの協力もあり、順調に集まっていくプリとも達。そして1万人目が刻まれた瞬間、ひまりとみつきの前に伝説のコーデが姿を現すのだった。伝説のコーデの導きで、気がつけば「ひみつのばしょ」にいた2人。そこには復活したつむぎが眠りについているのだった。つむぎは彼女がムギちゃんに宿ってから今までのことを夢見ていたらしい。「ひまりちゃんみたいにたくさんのお友達、笑顔にできるようになりたい」と、新たな夢を口に出すつむぎ。今回の一件で、彼女はAIという存在からひとりの女の子への一歩を踏み出したのかもしれない。
伝説のコーデを身にまとい、ライブステージに立つ3人。「真のアイドルプリンセスとは、この3人のことだったのか！」と驚くサクラ。正直なところ「真のアイドルプリンセス」の設定を忘れていたし、伝説のコーデが現れた理由もいまいちわからない。ただみつきがひまりに言った「こんなたくさんのおともだちに応援されるアイプリなんだよ」という言葉、そしてひまりがそんなプリとも達の笑顔を純粋に願っていたことから、多くの人に愛され、多くの人を笑顔にする──真のアイドルプリンセスの条件とはそのようなものなのだろう。
「これからも3人でたくさんライブしようね！」と約束をするひまりとみつき。しかしつむぎは悲しそうな笑みを浮かべながら「ひまり、さよならするね」と言い残し、虚空へと消えてしまうのだった。今までの努力はいったい……と思ったのもつかの間、自室へ戻ったつむぎとみつきに喋れなかったはずのムギちゃんが「おかえり」と声をかける。友希が言っていたように、つむぎのエナジーはムギちゃんに移された。それによりムギちゃんの姿ではあるが、つむぎの人格がアイプリバースの外へ出ることができたのだろう。むしろ元に戻ったと言うほうが正確だろうか。
予想外の再会に、涙を目に浮かべながら歓喜するひまりとみつき。アイプリバースでは元の姿に戻れるかは不安だが、少なくともこれからは3人で共有する時間は増えていくことだろう。また現実世界に現れたつむぎが、ひまり達の日常にどのように関わっていくのかも楽しみだ。
次回、第49話「ファイナルグランプリ開幕」
アイプリバースが元に戻ったということで、最後のグランプリが開幕するようだ。また生徒会はルビー＝ラズリ、アイスマイリンと別れての参加となる様子。第33話でうやむやとなっていたひまりとみつきの決着もつくのかもしれない。
ファイナルアイプリグランプリの開催が宣言された。参加資格があるアイプリは、ひまり、みつき、つむぎ、チィ、サクラ、タマキ、アイリ、リンリンの８人。ソロで出場するのも、チームを組んで出場するのも自由。ひまりとみつきは、ソロで出ることを決意。つむぎと三人で、思いをぶつけ合いたいと考えていた。最初の対決は、ルビー＝ラズリとアイスマイリン。その勝者が、ひまりと当たることに。続いての対決は、みつきとチィ。その勝者が、つむぎと対決する。最後のアイプリグランプリ、果たして優勝は誰の手に！？
各話エピソード - 『ひみつのアイプリ』アニメ公式サイト
コメント