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ひまりとみつきはつむぎにエナジーを分け与えたため、バースインができなくなってしまう。それによりつむぎがひとりでダークカルテットスターに挑まなければなかなくなってしまった。前回と同様に圧巻のライブを披露するダークカルテットスター。そんな状況に、ひまり達はせめて応援の声がつむぎに届くよう祈ることしかできないのだった。
ダークチィを打ち倒したチィだったが、ライブの際には勝ち負けよりも「アイプリは楽しいでしょ？」という気持ちを相手に届けようと思っていたようだ。サクラが言うように、この戦いはライブの優劣よりも、アイプリとダークアイプリのどちらの想いが強いかの戦いになっているのだろう。
そうして始まったつむぎのライブ。アイプリの楽しさを伝えたいという想いと、アイプリを守るという決意が入り混じった彼女のライブはこれまでにない輝きを放っていた。
ライブのさなか、「届いた！」と自身の応援がつむぎに伝わったことを確信するひまり。応援している描写や、伝わったことの表現などはこれといってなかったものの、ひまりがそう言うのであれば伝わったのだろう。
ライブの結果を待つ合間に、ダークサクラは「我々は絶望から生まれた。プリともを楽しませるために存在しているのではない」「だが……」とつむぎに声をかける。そこに続く言葉は描写されなかったものの、プリともの大歓声に包まれ、満足そうに前を見据える彼女の表情を見れば何を言おうとしたのかは明らかだろう。つむぎの勝利がアナウンスされ、消えゆくその間もダークカルテットスターは満足そうな表情を浮かべていた。最後の瞬間、彼女たちの心はきっとアイプリを愛していたのではないだろうか。
勝利の報告のため、ひまり達の前に姿を見せたつむぎ。しかしつむぎは歓喜にわく一同に「ごめんね。つむぎ、消える」と告げる。つむぎはダークカルテットスターのライブで自身のエナジーを使い果たしてしまったようだ。出会いからこれまでの感謝を伝えようとするつむぎだったが、最後の瞬間に「嫌だよ……つむぎはひまりちゃんと、みつきちゃんと、みんなとこれからもずっと一緒にいたい」と涙を流しながら本音を吐露する。つむぎがこれほど感情を爆発させたのは初めてのことだと思うが、それが今まさに消えようとする瞬間だったことに心がえぐられる。ひまりは愕然とした表情で涙を流しながら、つむぎの名を呼び続けることしか今はできないのだった。
次回、第47話「つむぎに届け、みんなの歌」
シークレットフレンズがダークカルテットスターを倒す展開と予想していたので、色々と驚かされる内容だった。
つむぎの消滅から数日が経ち、なおもアイプリバースは復旧していないところから次回は始まるようだ。つむぎ復活の希望は残されているらしい。
つむぎが消えて、数日が過ぎた。太陽が影に覆われたアイプリバースは、閉鎖されたまま。ひまりとみつきは元気のない毎日を過ごしている。そんな時、ひまりの父・友希から連絡が。つむぎは、まだ完全には消えていないと聞かされる。『思い出のかけら』を集めれば、つむぎは復活するかもしれないらしい。ひまりは「楽しい」気持ちを届けることができたら、つむぎの思い出がよみがえるかもしれないと考え、ライブをすることに。それはカルテットスター、チィも集まった今までで最高に豪華なアイプリバースデーに。果たしてアイプリたちは、つむぎを取り戻すことができるのだろうか。
各話エピソード - 『ひみつのアイプリ』アニメ公式サイト
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